29歳男性、乗るトレンド・乗らないトレンド【2025秋冬】

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みなさんこんにちは、おゆです。

9月がスタート!秋服着たい!!と思っても最近って10月くらいまであっついですよね。
ちょっと前までは秋ってファッションのハイシーズンだったわけですけど、最近はどこのブランドも秋シーズンは苦戦しているんじゃ無いですかね。うちの会社もそう。

まだまだ秋冬物を着るにはちょっと早いですが、もう各社商品はデリバリーされていきていますから、何を買うか目星をつけておきたいですよね。

僕のブログではアラサー〜30代のみなさんに向けて、乱立するトレンドの中からしっかりとおしゃれに見えるものを提案しています。痛いおじさんにならないようにしっかりと解説していきますから最後まで目を通しておいてください!

目次

2025AWシーズン大きなメンズトレンド・流行

細かい話の前に全体感をざっくり掴んでおきましょう。
何事も潮流を知るところから。

SNSが発展しトレンドは細分化・極端になっている

どちらもルイ・ヴィトン

前回の春夏トレンドレポートでも解説した通りなんですけど、昨今のトレンド事情というのはひと昔前と比較して非常に複雑になっています。

自分が好きなスタイルの人だけをフォローして、自分と好きな物が同じ人を選んで繋がれるようになった現代は、かなり強烈な情報の偏りが発生しやすいです。

専門的な用語で言うと「エコーチェンバー現象」といいます。

⭐︎エコーチェンバー現象とは…

自分と同じ意見や価値観を持つ人たちの中で情報が繰り返し共有されることで、考えが強化され偏りが生じる現象です。SNSやネット掲示板で起こりやすく、異なる視点に触れにくくなるのが特徴です。

こうして複数のクラスターが発生することによって、それぞれのクラスターで同時多発的に様々なトレンドが発生します。Aさんが好きな人はAさんが履いていたワイドパンツを、Bさんが好きな人はBさんが履いていたスキニーパンツを選ぶ、みたいなことが発生しているんですね。

なので「これさえ着ていれば大丈夫」というアイテムは存在しません。
まずはここをしっかりと理解しましょう。

だからこそ結構取捨選択が重要なんですよね。取り入れるトレンド、取り入れないトレンドをしっかり意識しないとダサいおじさんまっしぐらです。

源流を意識するとわかりやすい

ファッショントレンドというものには実は源流があります。

トレンドっていうのは消費者の気分で発生する物ではあるんですけど、それをいち早く察知してファッションとして提案してくれる人たちがいます。

ラグジュアリーブランド、グッチ、ルイヴィトンなどいわゆるハイブランドですね。

こうしたブランドが市場の気分をいち早く察知して、提案をランウェイで発表してくれます。これらをコレクションなんて言ったりしますが、この最新のコレクションをチェックしていくことで全体的なトレンド感が見えてくるわけです。

2025AWは引き続きクラシックな流れ

結構衝撃的だったのがバレンシアガじゃないですかね。
元々テーラリングも得意とはいえ、あのデムナがここまでクラシックなコレクションを発表するとは…という印象です。

2025年冬|Balenciaga

退任が決定しているので後任のためにちょっと引いたのかと思いましたが、26SS(最後のコレクション)はデムナ節全開でしたからね。しっかりと流れを意識してのことでしょう。

ストリートに目を向けるとY2Kのカジュアル路線一強なのですが、ファッションウィークではクラシックな流れが続いています。

コレクションのルック|GUCCI

こうして見ると去年くらいあまり大きな変化が無いですよね。トレンドが細分化している影響で強いトレンドが生まれにくく、細かい変化に留まっているのでは無いでしょうか。

2025年秋冬メンズ 乗るトレンド

では細かいトレンドについて深掘りしていきましょう。

まずは個人的に乗っていきたいトレンドから。割と挑戦しやすく実際に目にすることが多くなりうるアイテムたちですので要チェック。

①ファー

2025年秋冬コレクション|FERRGAMO

今季大注目のアイテムNo.1は間違いなくファー系のアイテムでしょう。これも昨年からじわじわと来ていましたが、今年はかなり提案が増えています。

ランウェイではファーのロングコートの様なラグジュアリーなアイテムが目立ちましたが、ストリートではより扱いやすいアイテムを目にする機会が増えそうです。

ファー付きのダウンジャケットなんかは我々からすると少し懐かしいアイテムですが、久しぶりに引っ張り出すのもいいでしょう。

やや細身でコンパクトな物にしていただくと今年っぽいので、本当に「昔着てたわー」みたいなやつでも大丈夫です。アラサーが実践する場合は全体のシルエットだけ気をつけるといいと思います。お兄系でまとめすぎると痛い大人になってしまいますから、ボトムスは少し太めの物を選んでみたり現代風のエッセンスを加えるといいでしょうね。

sacai Men’s Autumn & Winter 2025 Collection and Women’s Autumn 2025 Collection|Sacai

②コンパクトなトップス

これはまあ言わずもがな。とにかくトップスは小さく小さく、ですね。少し前まであんなに大きい方が良かったのに、今となってはピタピタくらいがかっこいいので不思議な物ですね。

アラサーになると体型が気になるところだと思いますが、ピタピタが厳しい方は着丈に気をつけてもらうといいです。少し身幅があるものでも、着丈が腰よりもちょっと高い位置にあるくらいであればトレンド感バッチリです。

コンパクトなトップスに合わせるのは太めのパンツです。極端なAラインシルエットを意識すると完璧です。

③バッグ&チャーム

これもY2Kの流れを強く受けたトレンドですね。実は去年くらいから流行っていたんですが、いよいよマスブランドでの提案も増えてきています。

アラサーが乗っかるには結構難しいトレンドではあるんですけど、Sacaiのこのルックで持っているバッグの使い方が好きです。何もバッグにラブブをぶら下げろって言う訳ではありません。

sacai Men’s Autumn & Winter 2025 Collection and Women’s Autumn 2025 Collection|Sacai

こんな感じでレザーバッグにレザーのチャームを付ければかなり大人っぽいですし、今あるバッグがトレンドアイテムに早替わりしちゃうのでおすすめです。

④靴はローファー、つま先が細い物だとよりgood

今年靴を買うならローファーにしましょう。絶対に。

クラシック回帰の流れを受けて、ここ数年は革靴が主流の流れが続いてきました。今年はSSシーズンからローファー人気が大爆発しています。僕が働いている会社でも今年はローファー系アイテムの欠品が相次いでいますし、お客様に聞かれることもめちゃくちゃ増えました。

っていうか若い方は開口一番「ローファー無いですか?」ってみんな聞いてくるレベルです。業界の方だと多分うなずいてくれるんじゃないでしょうか。

ローファー、特にコインローファーなんかは顕著ですが10代の方が履くよりも、30代40代の渋みが出だした大人が履く方が絶対にかっこいいです。ぜひ乗っていきたいトレンドですね。

まあ個人的には元々ローファー大好きでしょっちゅう履いているんですけども。

番外編 ロングブーツ

めちゃくちゃトレンド!ていうわけではないんですが、個人的に今季注目しているのがメンズのロングブーツです。こういう情報も入れていかないと僕が書く意味がないですからね。

2025年冬|Balenciaga

女性の方がこの記事を読んでいるとは考えにくいですが、レディースだとロングブーツってここ数年ずっと強い人気がありますよね。本当に少しずつ、少しずつですがメンズにも流れが来ているような気がしています。

おゆ

膝下くらいのかなり長めのブーツが気分です。実は2足ほど購入しています。

2025年秋冬メンズ 乗らないトレンド

さあここからは個人的にスルーするトレンドを紹介していきます。
結構難しいアイテムが多いと思うので、参考にしていただけたらと思います。

①スキニーシルエット

業界としてはもうそろそろスキニーっしょ!ってなっているのが正直なところなのですが。個人的にはアラサー以降はちょっと厳しいかなーと思っています。大人が履くとちょっと昔のトレンド感が出ちゃうんですよね。

最近のY2Kトレンドって本当に難しい。なにせ最近はビッグトレンドの周期がどんどん早くなってきていて、30年周期で流行ったものが20年周期になり、10年周期になり。ちょっと前に流行ってたよね、みたいなものがすぐに復権したりしますから。

スキニーってまさにそれなんですよね。確かにスキニーが前回流行り出したところを起点にするともう20年以上経つんです。ただ実際はトレンドが過ぎ去ってからは10年もたっていません。スキニー一強時代ってかなり長かったんですよね。

そう考えるとアラサーが手を出すにはちょっとまだ早い、というのが個人の感想です。かなりコーディネートに自信がないと難しいと思うので安易に手を出すのは注意したほうがいいでしょう。

おゆ

実は最近の提案は昔のスキニーとはシルエットが違います。しっかりと選んで履くとかっこいいので挑戦してみるのもありです。

②タイドアップ(ネクタイ)

すみませんこれは本当にただの好みの問題です…
これおしゃれやろ?みたいなネクタイの合わせ方が好きじゃないんですよね。しかもネクタイの締めかたも雑な若者ばっかりでなんとなく嫌悪感があります。すみません。

一応アラサーが避けたほうがいいよな、って思っている理由もちゃんとあります。やっぱり大人が私服にネクタイを締めるってなんとなくチグハグ感が出ますよね。逆に50代くらいまで上り詰めると渋みが出ていいんですけど。30代くらいの中途半端な時期が一番難しい。仕事帰りですか?みたいな。

若者がやるとちゃんとおしゃれ感があっていいんですけどね。

③ピンク

2025年秋冬メンズ・ファッションショー|LouisVuitton

これもすみません、本当に個人的な理由です。
僕結構童顔なのでピンクが似合いすぎてしまうんですよ。もちろん悪い意味合いで言ってます。

めちゃくちゃ子供っぽくなるんですよね。背も低くてさらに相性が良い。
可愛いキャラを狙いに行く男がとにかく大嫌いなので、似合うのはわかっていつつピンクは避けています。

ただし今期はピンクはめちゃくちゃ意識することになるでしょうから、好きな人はぜひ取り入れてください。

最後に|要注意アイテム・着こなしを紹介

ここまでは今年の注目トレンドについて解説してきましたが、最後に昨今のトレンドを踏まえてしっかりおしゃれに見せる方法、というかダサくならないために気をつけるポイントを解説しておきます。

タックイン

コンパクトなトップスが主流になっている中、タックインコーデはやや周回遅れ感が出始めていますね。特に注意が必要なのが、身幅が大きく肩が落ちているようなトップスをタックインする場合です。

正直プロ目線で見ると若干「懐かしさ」を感じるのが正直なところです。

縦のレイヤード

アウターの裾から下のシャツを覗かせるようなコーディネートのことです。これもコンパクトなトップスの流れからするとちょっと時代を感じるようになりつつある、っていうのが正直なところです。

とにかくトップスは着丈の短めの物を選ぶようにして、タックインしない、レイヤードしない、っていう方が今っぽい着こなしになると思います。

実は着丈の長いトップス自体はそんなに問題無いです。細身で長いTシャツなんかはY2Kっぽさがありますし、単にレイヤードせずにオーバーサイズを着るのであればそこまで違和感は無いですね。

厚底シューズ

これはかなりキツくなっています。時代はフラットでぺたんこなシューズです。厚底でボリュームのあるタイプはもう厳しいでしょう。新しく購入するのは避けるほうが無難です。

個人的には厚底好きなので(チビだし)なんとか抗っていきたいんですけどね。

厚底シューズを選ぶなら、しっかりとデザインを吟味してください。プチプラブランドのプラットフォームシューズなんかにはもう手を出さないほうが良いでしょう。

まとめ|秋冬シーズン楽しんで行きましょう!

まだまだ暑いし、最近は秋が無いなんてよく言われていますね。
それでもこれからのシーズンがファッションが一番楽しい時期なのは間違いありません。

しっかりとアイテムを吟味して、何を買うか買わないか、散財を捗らせていきましょう!

今日は以上です!
ありがとうございました!

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この記事を書いた人

身長163cmのアラサー。
ファッション業界で会社員をしながら趣味でブログを書いています。

服と車が大好きな典型的な見栄っ張りが、ミニマルに生活する様子を発信していきます。

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