みなさんこんにちは、おゆです。
我が家のスマートホーム化の現状というのは

こちらの記事で解説した通りなのですが、Googleホームを基盤にswitch bot製品を中心とした環境構築になっています。
ところがですね、最近Googleホームがめちゃくちゃ調子悪いんです。
そこで今回は、現在の環境を置き換えるべく検討をしていこうじゃあないか、という話です。
最近Google Home がよくクラッシュする
まず何を持って調子が悪いと言っているのかというと、最近Google Homeアプリがしょっちゅうクラッシュします。
その度に機器との連携が切れてしまうので、掃除をしようにも照明をつけようにもうんともすんとも言わなくなってしまうんです。これがめちゃくちゃ鬱陶しいです。毎回毎回連携し直さないといけないです。
nest miniのアラーム不発問題

これはシステム全体の問題なのか寝室のネストミニだけがおかしいのか分かりませんが、アラームが鳴らない問題が発生しています。
僕は仕事の都合で7時に起きる日があれば6時から出勤っていうこともあるので、アラームがめちゃくちゃ大事なんですよね。これが何回か不発になることがあって、対応が必要になっています。
これに関してはSiriをメイン環境に据えることができれば解決は容易(iPhoneのアラームで済みます)なので糸口は見えています。
コストパフォーマンス・対応機器の多さが重要
実際に比較していく前に前提を整理します。
スマートホームを検討する上で最も重視することを確認しましょう。
Google Homeは対応機器の多さが魅力

まず前提として先程書いた通り我が家の現在の環境はGoogle homeを中心に構築されています。
Google homeの最も大きなメリットは対応機器の豊富さでしょう。
スマートホームデバイスであればどんな安物であっても基本的にGoogle homeには対応しています。
というか基本的に現状ではスマートホーム=Google homeと言っていいくらいインフラになっています。
スマートホーム環境を構築する上でこの対応機器の多さは何よりも大きなメリットになります。
機器ごとに独立している状態だと、当たり前ですがそれぞれ専用のアプリで管理することになります。照明はSiriに頼む、掃除機はGoogle、リモコンは専用アプリ、みたいな構成はちょっと面倒くさ過ぎますよね。
この環境を移行するのであれば、今後のことも考えた対応機器の種類と拡張性は意識したいです。
コスパも意識したいところ
少し触れましたがGoogle home対応機器には安価なものが多いです。これも大きなメリットですね。
僕は基本的に家にいないので、自宅への課金は最小限に抑えたいと思っているタイプです。
環境移行に関してかかるコストは最も重要と言ってもいいでしょう。
一方で便利になるためのコストであれば出費は厭わないので、コストパフォーマンスとして総合的に判断したいですね。
代替案|HomeKit・matter
さてここからは実際にデバイスをチェックしていきましょう。
Google Homeからの乗り換え先として検討しているのがHomeKitとmatterです。
HomeKitはAppleのスマートホーム規格
Appleの提供しているスマートホーム規格が『HomeKit』です。
Appleが噛んでいるくらいなのでなんと言ってもセキュリティ面は安心ですよね。
何より僕は普段からAppleエコシステムを活用して生活しています。
スマホはiPhone、時計はApple Watch、このブログを書いているのはiPadです。であるならば最も使いやすいのはHomeKitであるはずでしょう。
matterはスマートホームの次世代規格

matterのコンセプトはなかなかユニークです。
冒頭で話した通りスマートホームのシステムは数多あります。それぞれが独立した規格で動くためわざわざたくさんのアプリを用意する必要があったり、連携させる必要があったり煩雑でした。
そこでGoogle、Apple、Amazon、Samsungなど大手企業が手を取り合って、共通規格化しよう!ってなってできたのが『matter』という共通プロトコルです。
メーカーを問わず様々なデバイスで相互運用ができるため設定や連携がシンプルなメリットがあります。
もちろんiOSのホームアプリから操作することもできます。
つまりmatterに対応するデバイスも前述のHomeKitと同様の使い方になるので、こちらも検討する必要があるということです。
HomePod/HomePod mini(44800円/14800円)

Apple HomeKitを操作するためのスマートスピーカーはHomePodしかありません。
初っ端ですがこれがなかなか厄介です。というのもこのスピーカー値段がめちゃくちゃ高いんですよ。
HomePodは44800円、HomePod miniが14800円です。(2025年5月時点)現在Googleネストを2台使っているのを考えると2台ずつ必要ですね。やばすぎ。
Googleネストミニってメルカリで1500円くらいで買えますから、コストの差は歴然です。
ただし実際はSiriから操作できるので、iPhoneがあれば必ずしもHomePodがなくても音声操作できます。
Apple TV 4K(19800円)

HomePodを使わない場合はスマートホームハブとして Apple TVを使用することができます。
というかHomePodかApple TVがないとHomeKitを使用することができません。
この選択肢の狭さは他のスマートホーム規格にはない不便さですね。
初期投資が非常に大きなものになります。ちなみにApple TVとHomePodを両立することでeARC接続を介してゲーム音声などをHomePodに出力できるようになります。
Phillips Hue
HomeKitといえばPhillipsHueですよね。対応デバイスが全然なかった頃から HomeKit対応を謳っていたので印象に残っています。
スマート照明を販売しているブランドで、安定性や機能性が高いのが特徴です。
一方で価格が高いのが気になります。電球1個6000円〜9000円程度と超ブルジョワ仕様です。
照明単独ではmatter接続できませんが、Hue Bridgeを経由することでmatterに対応することができます。
Hue Bridgeは8800円ですね。
んーーーいくら品質が良くてもこの金額はちょっと許容できなそうです。
Switchbot

現在のメイン環境においているSwitchbotですが、こちらも最近matter対応のハブが登場しています。
実は現在のものを購入するときにすでにmatter対応のハブってあったんですが、あえて対応していないものを選びました。というのも当時はまだmatter対応デバイスがかなり少なくてメリットがあまりなかったんですよね。
そして何よりmatter対応のハブミニ・ハブ2には黒がありません。これが一番気になるポイントでした。
僕はデスクや家具を全て黒で揃えているので白いハブはあり得ません。
しかし実は最近めちゃくちゃいい製品がローンチされたんですよね。
こちらです↓

Switchbot ハブ3です。黒いんですよこれ。
機能もてんこ盛りで、湿度計や温度計がついているだけでなくディスプレイ表示も可能、ダイヤルスイッチでデバイスの操作が可能になっています。
いや、そんな機能なんてどうでもいいんですよ正直。黒いのが本当に素晴らしいです。
導入も楽です。ハブをこちらに切り替えるだけですから、現環境をそのまま移行できます。
照明もSwitchbotのものが使えるなら結構コスパいいですよね。
Aqara

こちらは個人的に最近気になっているメーカーです。
matter対応なのに結構コスパも良く、なんせSwitchbotよりもデザインがかっこいいものが多いです。
Appleの公式サイトにも載っているのでみたことありますよね。

このドアベルなんかめっちゃかっこいいですよね。
Switchbotよりも使いやすいというレビューも多いので使ってみたいです。
一方でシステムの総入れ替えが必要になってしまうためコストに問題があります。
現状ではハブ3&HomePod miniへの乗り換えが有力
有名どころをちょっとみた程度ですが、やはりまだまだ対応機器の選択肢が多くないのが現状のようです。
またロイヤリティの関係なのか価格が高い商品が多いですね。
こうした中で今現実的に移行するのであれば、Switch botハブ3とHomePod miniを購入するのが最も効率的にシステム入れ替えができそうです。
トータルコスト30000円程度で済みますしね。いやそれでも高いですが。
ロボット掃除機が移行できないのが課題
はい、ここにきて問題が発覚しました。我が家のお掃除ロボットがこの環境に対応できません。
Anker Eufy X10 Pro Omni を使っているのですが、AnkerのアプリがHomeKitに対応していません。ハブを介すにもSwitchbotのハブに接続できないですからね…
再検討もしくは素直に買い替えが必要ですね。
今後リリースされるスマート家電は多くがmatterに対応してくるでしょうから、Ankerの次世代機に期待したいところです。
まとめ|なかなか一筋縄ではいかないけど面白い
スマートホームデバイスは連携の兼ね合いで考えることがたくさんありますね。
ぱっと移行するのはなかなか難しいですが、こうしていろいろ調べながら考えてる時間って楽しいですからね。
今日は完全に独り言ブログになってしましまいましたが、お付き合いいただきありがとうございます。
また次回の記事・動画でお会いしましょう!
ありがとうございました!
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