【100均】色褪せたスエードをアレンジして自分だけの1足にする

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みなさんこんにちは。おゆです。

今回は革靴カスタム回です。
もう人生で履いた靴って数えきれないくらいあるんですけど(100?200とか?)、そんな生活をしていると行き着く先はカスタムなんですよね。

結構いろいろなカスタムやアレンジをしてきているので、お気に入りのアレンジは少しずつ記事にして紹介していこうと思います。

今回はスエードシューズをアレンジしてみます。
めちゃくちゃかっこよく仕上がっているので是非最後までチェックしてみてください。

目次

スエードの色褪せ、色抜け

今回アレンジするスエードの靴。ところどころ退色して見窄らしい印象を与える。

スエードのシューズって蒸れにくく快適で僕は大好きです。
足あたりもよく柔らかいので履きやすいですよね。

一方で色褪せしやすい素材であることは注意が必要です。
日焼けしてどんどん退色していきます。まあ色が抜けてきたくらいがかっこいいんですけどね。

写真のシューズも結構顕著に色褪せしていますよね。
最初は綺麗な杏色でしたが、1年くらいで写真のように白っぽくなってきました。

黒や茶のスエードなんかは割と色持ちが良いですが、こういったカラースエードは色褪せしやすいと思います。

補色もできる

こういった色が抜けたスエードシューズを補色するするためのケア用品も売っています。

特に黒や茶色は補色の製品が多く出回っていますのでそういうものを使うのも非常に有用です。

一方でカラー物については補色が非常に難しいです。全色対応の補色剤もあるのですが基本的に表面をコーティングして艶を出すことでそれっぽく見せているだけで、根本的な修繕にはならないのが現実です。

今回は靴墨でワックススエード風にアレンジ

今回はそんな修繕が難しいカラースエードのシューズを、一手間加えてカッコよくてアレンジしていこうと思います。

カラー補修は難しいので、色を変えちゃいます。
正直冒頭の写真のローファーはもうほとんど履いていないので、これで復活させて改めて着用しようというのが狙いですね。

みなさんもそういう靴きっとお持ちじゃ無いでしょうか。
捨てちゃうのもったいないですからね。かといってここまで履いている靴だとメルカリにだしても二束三文にしかならないですし、アレンジして新しい一足にしちゃうのが僕は好きです。

ワックススエードとは

名前の通り皮を起毛させたスエードをさらにワックスで加工したレザーです。
あえて起毛させた革をワックスで寝かせることによって独特の艶感のある風合いに仕上がるのでめちゃくちゃかっこいいです。

履きこむほどにオイルの風合いが増していきます。
ムラ感のある仕上がりになるので、自分だけの一足ってやつですね。
ワックスがまばらにはげてくる経年変化を楽しむことができて、表革とはまた違った楽しみがあります。

必要なもの

実際にアレンジに必要なものがこちら。

100均の靴墨

百円ショップで購入した靴墨2種類。液体のタイプとクリームのタイプ。

テキトーな靴墨でオッケーです。
大量に使うので立派な物を使うと勿体無いです。100円ショップにいろいろ売っているのでそれで十分ですよ。

今回はシャバシャバしたリキッド状の物(全体に塗る用)と、やや固めなクリームタイプ(細かいところ用)を用意しました。

結構たくさん使うので2本くらい用意しましょう

ワックス(無くてもいい)

百円ショップで購入した革靴用のワックス

最終仕上げ用のワックスです。
靴墨だけでもそれっぽい風合いになりますが、ワックスまで塗ると本当にカッコよく仕上がります。

艶が出るのと、撥水効果があります。

面倒だったら割愛して大丈夫。

ハケ

細かいところを塗るように細めのハケがあると便利です。
こちらも無くても気合いでいけます。

実際にアレンジしていく

それではここからは実際に加工していく様子を解説していきます。

靴墨を全体的に塗り広げる

話はシンプルです。とにかく靴墨を塗っていきます。

靴墨の蓋を開けて中のスポンジを確認している写真。これを使って塗り広げる。

キャップを外すとこんな感じでスポンジがついているのでそのまま塗り広げていきます。

けっこうシャビシャビに塗ってしまって大丈夫です。
割と薄めに色づいていくのでしっかり塗りこんでいきます。

靴に靴墨を塗布している様子。

塗っている様子はこんな感じです。
多少のムラは一旦気にせずに全体に塗り広げて、2度塗りすると良いと思います。

クリームタイプの靴墨。

ある程度綺麗に塗ったところで、細かい縁の部分やステッチ(縫い糸)をクリームタイプで仕上げていきます

クリームタイプの靴墨を塗った様子。厚塗りできて細かいところにも使いやすい様子がわかる。

クリームタイプだとこんな感じでボテっと塗れるので端っこの方を仕上げるのに便利です。
全体的に塗るのにはちょっと面倒なので使い分けましょう。

乾かす

軽くブラッシングして色を全体に馴染ませたら、少し乾かします。
結構シャバシャバに塗るのでしっかり乾かしてください。

ワックスで仕上げ

最終仕上げのワックスを塗った後の写真。全体的に艶が増している。

靴墨を塗るだけでだいぶ毛が寝るのでワックスぽくなるのですが、仕上げにしっかりとワックスを塗るとよりテカってかっこよくなります。

毛並みが寝るようにしっかり塗り込みましょう。

撥水性もある、風合いも独特で良い

今回アレンジした靴。元々杏色だったものが黒色のワックススエードになっている。

どうでしょうか。スタイリッシュなローファーが少しラギットな印象になってめちゃくちゃかっこよくないですか?我ながら素晴らしい仕上がりです。

ワックス仕上げにすることで水も結構弾くので雨の日も意外と履けますよ。

毛足の潰れた独特の風合いで、ツヤ感が色っぽくて良いですね。
スラックスに合わせて艶っぽく履くのも良いですし、無骨な雰囲気を拾ってワイドデニムに合わせるのもかっこいいと思います。

メンテナンスはたまにワックスを塗り足すだけでオッケーです

まとめ|履かなくなった靴はカスタムして新しい一歩を

いかがだったでしょうか。100均アイテムだけで簡単にできるので、履かなくなった靴がある方は是非挑戦してみてください。

他にも染めQを使って染色する方法もありますが、今回の方法の方がコストが安く済みますし手軽ですね。

みなさんも履かなくなった靴があれば、捨てちゃうの前にアレンジして履いてみてください!

今日は以上です!
ありがとうございました!

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この記事を書いた人

身長163cmのアラサー。
ファッション業界で会社員をしながら趣味でブログを書いています。

服と車が大好きな典型的な見栄っ張りが、ミニマルに生活する様子を発信していきます。

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