プロが教える靴擦れの原因と対策【サンダル編】

当ページのリンクには広告が含まれています。

みなさんこんにちは。おゆです。

春夏シーズンが本格化すると、絶対に欲しいのがサンダルですよね。
コーディネートに冷涼感を追加してくれて、実際にサラッと涼しいので快適ですよね。

昨今の猛暑を乗り切るにもサンダルは必要です。
ですが、靴擦れに悩まされてお気に入りのサンダルが履けなくなってしまった、という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

今日はそんなみなさんの悩みを解決するべく、靴擦れの原因と解決策を解説していきます。

ブーツ、シューズ、サンダルの3回に分けて詳しく解説していきますので、それぞれ確認していきましょう。

おゆ

おゆです。アパレル関係の仕事をしています。
今まで数多くのお客様のフィッティングをお手伝いしてきました。
数えてないですが延べ1万人以上は試着をお手伝いしているはずです。

ブーツ編はこちら↓

目次

サンダルの靴擦れの原因

それではまずサンダルの靴擦れの原因から解説していきます。
まずは自分の靴擦れの原因はなんなのか確認してみてください。

サイズが合っていない

僕が色々なお客様とお話しをする中で感じるのが、世の中の人たちはサンダルのサイズ合わせを甘く考えすぎということですね。

みなさんの中にも結構さっと履いて終わりっていう方いるんじゃないでしょうか。
なんなら、すぐ履けるように少し大きめのサイズをあえて選ぶ人もいらっしゃいますよね。

そうです。ここに原因があります。
サンダルは足を固定する面が少ないので、少しでもサイズが大きいと中で足が動いてめちゃくちゃ靴擦れします。

足とベルトやフラップの間に隙間が空いていると、歩いた時に足が動きますよね。
その動きによって皮膚が擦れることで靴擦れが起こります。

しっかりベルトが締まっていない

靴の接客していて最も言われることぶっちぎりの1位が『履くのが面倒臭い』です。
日本人あるあるですよね。さっと履きたいし脱ぎたいのでベルトが面倒なんですよね。

やはり履きやすいからといってベルトを緩く留めていると足が動いて靴擦れしやすくなったり想定されている位置とは違う部分にベルトが当たることで靴擦れが発生します

そもそも調整できる部分がないデザインであれば、買い替えを検討するのもいいと思います。

サンダルの正しいフィッティング

ここからはまず正しいサンダルのフィッティングを確認しておきましょう。
実際に試着して購入したものであっても、サンダルは結構サイズを間違えている人が多いと思いますので参考にしてみてください。

①ベルトがついているものはベルトを全てはずず

サンダルのベルトを全て外している写真

まずはめんどくさがらずに一旦全てのベルトを外しましょう。
調整できるポイントは全て緩めましょう。

足首だけで止めるタイプであれば足首だけで大丈夫です。

②かかとをしっかり合わせる

サンダルに足のかかとを合わせている様子

次はかかとを合わせましょう。
この時つま先で合わせてしまうとサイズがずれてしまうので注意してください。

③足を入れてからベルトをしっかり締める

しっかりベルトを締めている写真

次はベルトを締めますが、必ず足を入れた状態で確認しましょう。
きゅっと締めて、隙間が空かないようにするのがポイントです。

④つま先に5mm程度余裕があり、かかとがはみ出しすぎていない

最終確認の写真。
つま先は5mm
隙間が空いていない
かかとがはみ出さない
これらの様子を記載

最後は確認です。

  • ベルト部分に隙間が無い
  • かかとははみ出さ無い、もしくは2〜3mmほど乗るくらいである
  • つま先は5mmくらい余裕がある

これらを確認して問題なければ適正サイズです。

サンダルの靴擦れ対策・解消方法

それではここからは、実際にサンダルの靴擦れを解消する方法を見ていきましょう。

サンダルの靴擦れにはワセリンが最強

ワセリンの写真

正直サンダルの靴擦れはワセリンが1個あればほぼ100%解決します
特にレザーサンダルで靴擦れが起きている場合はこれで一撃です。

朝家を出る前に靴擦れしやすい部分に少量ワセリンを塗っておくことで、滑りが良くなって靴擦れしにくくなります。
トング(鼻緒)のサンダルって靴擦れしやすいものですが、ワセリンを塗っておくと全く気になりませんよ。

ワセリンは元々皮膚の保護をしてくれるもので、医学分野における『バイオイナート』と言われる生体不干渉(害がない)物質ですから安心して使って大丈夫です。ただし全ての方の肌に合うとも限りませんので使用の際はご注意ください。

靴下を履く

イヤイヤそれはズルだよーーーっていう解決方法ですが、こちらも間違いないです。

個人的にはサンダルをおしゃれで履く時は絶対に靴下と合わせます。
おじさんの素足とか人様に見せるものではないですよ。

合わせる靴下でコーディネートの幅も出せますし、サンダル自体に汚れが付着することも防げますから長持ちしますよ。

歩き方、姿勢を見直してみる

歩きかたの癖によって、予期せぬ部分に力がかかってしまうと靴擦れになる場合があります。

歩く時の重心や姿勢を正しく意識することで靴擦れが改善する場合がありますので、色々試しても靴擦れが良くならない人は試してみてください。

靴擦れ防止テープ、絆創膏はイマイチ

これらの貼り付ける系の対策グッズは正直失敗しやすいと思います。
足あたりは柔らかくなるので効果はあるのですが、めちゃくちゃ剥がれます。
歩くと絶対に動くので、粘着が長く持ちません。

せっかくの楽しいお出かけの時に、こういうちょっと気になる部分があるとすごくストレスです。

まとめ|夏に備えてワセリンを買おう

いかがだったでしょうか。

みなさんとりあえずワセリンを準備してください。
その他革靴の靴擦れにも使えますし、肌荒れしてる時なんかも保湿に使えます。万能すぎます。

今日紹介した方法を試してみていただいて、ハッピーな夏を過ごしましょう!

今日は以上です!
ありがとうございました!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

身長163cmのアラサー。
ファッション業界で会社員をしながら趣味でブログを書いています。

服と車が大好きな典型的な見栄っ張りが、ミニマルに生活する様子を発信していきます。

コメント

コメントする

CAPTCHA



reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次