KEMIMOTO|格安電熱グローブをレビュー!めちゃいいじゃん!

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みなさんこんにちは、おゆです。

すっかり寒くなりましたね。ライダーには辛い季節になりました。
気付けば春も秋も無くなっちゃったので、バイクに乗るのにいい季節ってもうないですよね。

今日はそんな寒い季節に大活躍の『電熱グローブ』について紹介します。
最近結構安いグローブが多く出ていますけど、そんな商品の有用性についてみてみましょう。

目次

KEMIMOTO|電熱グローブ KMー8036

今回紹介するのがこちら。
KIMIMOTOの電熱グローブKM-8036ですね。Amazon通常価格が18999円、セールになると15000円くらいで購入できます。僕はブラックフライデーセールで14439円+950ポイント実質13489円で購入しました。安いよね。

同一ボディの商品がいくつかあるみたいですが、こちらは表面の素材にヤギ革が使われている高級タイプです。他に布製の物もあって、そちらの方が値段は控えめ。でも見た目はやっぱりレザーがいいですからね。こちらを購入しました。

KEMIMOTO…バイク用アクセサリーを取扱う会社です。イシーゾンジャパン株式会社が日本での取扱いを行っています。どちらも中国資本の企業ですが、コストパフォーマンス面の評価が高く一定の人気を誇っています。

デザイン◎

バイク用品はダサい。
デカデカロゴが入っていたり、やたらと派手な色使いだったり。

それが良いっていう意見もあるのは知っていますが、ファッション的にはNGです。
初心者向けファッションの基礎中の基礎ですが、まずはシンプルに。色使いはモノトーンを中心に3色まで、なんてよく言われます。

なぜほとんどのバイク用品はこうもごちゃごちゃしたデザインになってしまうんでしょうかね。

一方今回の電熱グローブをみてみましょう。

どう?悪くないよね?

プロテクターが入っていたり稼働部にステッチが入っているのである程度ごちゃごちゃしてはいるんですが、無駄な装飾無し、ロゴ無し、シンプル

なんとなくクラシックな印象もあって、ネイキッドタイプのバイクにはよく合いそうですよね。
コーディネートにも馴染みやすいのでどんな服装でも装着していて違和感がありません。

KEMIMOTO|電熱グローブ 開封・実物レビュー

中華製メーカーの商品は箱でクオリティがわかるなんてよく言われますけど、それでいうとこの箱は及第点ですかね。作りがいいわけでは無いですが一応ロゴ入りでこだわりを感じます。

内袋なんかは無くて、シンプルな梱包でした。若干不安。

内容物はグローブ本体、バッテリー、USBケーブルのみ

中身はこんな感じです。中華製品によくあるオマケみたいなものは何も無いですね。日本のメーカーだとなんかステッカーが入ってたりしますけど、正直全く要りませんからね。コストカットが嬉しい。

黒い箱の中にはバッテリーが入っています。両手分あるので2つ。コードも2本入っていました。
これはできれば1本で2つ充電できる二股の物だと良かったですね。それぞれ充電するのは現実的に面倒です。

こういうやつね。まあ持ってるんだけど。

バッテリーの充電はUSBーC、出力はDCになっています。
一番左のボタンは押すとバッテリー残量が確認できるようになっています。これめっちゃ便利ですね。

バッテリーインジケーター付きです。

バッテリー容量は3000mAhです。スマホのバッテリーなんかを知っている人だと少なく感じるかもしれませんが、このサイズと金額を考えると妥当なところでしょうか。まあこのサイズでも5000mAhくらいは搭載できる気がしますけど。

稼働時間は低温時6時間〜高温時3時間くらいのようで、使用環境や温度によって前後します。
ロングツーリングの時なんかはバッテリー2組くらい必要ですね。

しっかりプロテクター入り、素材感も良い

ここからはグローブのディテールを詳しくみていきましょう。

表面の素材はヤギ革、かなりしっとりとした仕上がりです。表面は防水の加工がされているからか匂いは薬品の匂いが少しするくらいですね。安物だと染料臭いものも多いですがその点は好印象。

プロテクターは大きめのものが入っていて、転倒時の安全性も確保されています。

指にもしっかりとプロテクターが入っていて、関節の稼働部に合わせてステッチが入るようになっています。これが操作感を良くする工夫みたいですね。

ちなみに人差し指と親指はスマホ対応です。

指と指の間はナイロンっぽい素材です。これも可動域を広くする工夫ですね。
こういうところの縫製って安物だと雑になってしまいそうな感じがしますがキチンとできていますね。すごい。

面白いなと思ったんですけど、人差し指にスキージーがついていますね。雨の日にヘルメットの雨滴を落とせるようになっているんですね。

手のひら側にはスエードが貼ってあって、PUのコーティングがかかっています。グリップ力は高めです。
左下のパーツはソフトプロテクターですね。

電源OFFでもあたたかい、3M THINSULATE 使用

入り口のパイピングは合皮です。ボロボロになるでしょうね。

ライニングは柔らかめのフカフカ素材です。手を入れるのがハッピーなくらい気持ちいいです。

中綿に3Mシンサレートが採用されています。これめちゃくちゃいいんですよねーーあたたかいんですよ。

3M THINSULATE…いわゆる高機能中綿です。ダウンよりも薄く水に強いのが特徴で、アウトドアブランドや手袋によく使われています。グレード次第ですがお手頃価格なのも嬉しい。

ワタ量は多くないと思いますが触るとプカプカするくらいには入っていますね。これは極寒でも問題なさそう。

防水素材はHiPORAという韓国ブランドの製品が使用されています。3レイヤー素材で、透湿性と防水性を兼ね備えた高機能素材です。こだわってますよね。

電熱効果は◎ 電源ONなら無敵

ここからは気になる電熱の効果をみていきます。

バッテリーは手のひら側です。邪魔になりにくいので僕は手のひら側が好きです。止水ジップを開けると中にDCのコードがありますのでここにバッテリーを繋ぎます。

手首にスイッチがあります。3秒押しで電源オン、一度押すごとに高温、中温、低温と切り替わります。

そしてこの製品の最も驚異的な部分、写真でわかるとは思いますが、この製品手の甲と手のひら両方に電熱線が通っています。しかもそれぞれ独立したコントロール。この価格帯では他に類を見ません。

赤が高温、青は中温、緑が低温です。

手の甲を温度高め、手のひらは低温で運用する、みたいなことができるんですよ。すごい。

おそらく両方高温で運用するとバッテリー持ちは悲惨なことになるんでしょうけど、寒い時には嬉しいですよね。

低温設定でも電源オンで15秒くらいで暖かさを感じます。30秒もすればポカポカですね。

本日気温3.6度、普通の手袋だと指先はキンキンになるくらいですが、この手袋だと電源入れなくてもいけます。
電源オンにすれば低温でも十分です。中温でポカポカですね。

1時間くらい走ってきましたが手はまっっっったく寒くないです。ただ、手だけ温かいので相対的に体が寒く感じます。これは一長一短ですね。1時間ほど両面中温で走りましたがバッテリーは余裕

0度くらいであっても高温を使用すれば絶対に寒く無いですね。これは革命です。

KEMIMOTO 電熱グローブ 気になるところ→デカい

この手袋超気に入ったんですけど、気になるポイントが一つだけあります。

この手袋サイズ展開が少ないんですよね。
一番小さいサイズがMサイズなんですが、僕には大きすぎるんですよ。

僕の手。クリームパン系指短めの手です。

指の付け根で合わせてもこれだけ余ります。全体的に大きいというよりは指がめちゃくちゃ長いんですよね。
手のひらは丁度いいんですが指先が余ります。操作感が悪い。

手のひら、指の付け根はピッタリなんですが、丸のところは指が来ていません。

親指なんかはさらに酷くて、半分くらいまでしか指が入りませんね。

確かに僕は尋常じゃ無いくらい小柄で手も小さいので仕方ないとは思うんですが、小柄な方や女性の方はこの製品は厳しいかもしれません。

サイズ展開を絞るとコストカットできますからね、仕方ないですがSサイズもあったらより良かったと思います。

総評|マジでおすすめ。高いの買わんでもいいよ

まとめです!

KEMIMOTOの格安電熱グローブ、使えます。超おすすめです。
電熱グローブって2万円〜3万円くらいのイメージですが、そこまで出さなくても大丈夫ですね。

一方で、アンダー1万円の商品はおすすめできません。
というのも、バッテリー容量が明らかに誇張されていたり(このサイズで10000mAhとかは不可能)、電熱線が指先まで通っていなかったり、安全性に懸念がある場合がほとんどです。

コストとパフォーマンスを両立できるのが1万〜1.5万円くらいの製品になってくるように思います。

今回の製品は15000円くらいですが、レザーでないものはセールでなくとも13000円くらいで購入できますのでそちらも検討して見てください!かっこよさは絶対レザーだけどね。

みなさんもこの冬は電熱グローブで乗り切りましょう!

今日は以上です!
ありがとうございました!

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この記事を書いた人

身長163cmのアラサー。
ファッション業界で会社員をしながら趣味でブログを書いています。

服と車が大好きな典型的な見栄っ張りが、ミニマルに生活する様子を発信していきます。

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