みなさんこんにちは、おゆです。
車が好きなみなさん、掃除が好きなみなさん、高圧洗浄機はお持ちでしょうか。
どんな汚れも水圧のパワーで落としてくれる、非常に魅力的ですよね。
僕も洗車用に高圧洗浄機を購入したのですが、結局1年も経たないうちに手放すことになりました。
今日はその理由と、高圧洗浄機は一般人には全く必要がない理由を解説していきます。
手洗いのメリット・デメリット

僕は高圧洗浄機を洗車のために購入しました。
もっぱら手洗い洗車なのですが、まずはなぜ手洗い洗車派の僕が考える手洗いのメリットデメリットを解説していきます。
手洗いのメリット① 大きい車でも大丈夫
僕はわりと大きめのSUVに乗っているのですが、近所のガソリンスタンドにある洗車機は全部サイズオーバーです。ギリギリなので入れて入らないことは無いと思うんですが、万が一トラブルがあった場合に対象サイズ外というのは不安ですよね。責任が違ってきます。
正直洗車機に入るなら真冬は機械洗車で全然いいんですけど、仕方ないので年中手洗いしています。洗車のために遠くまで行くのも価値観に合いません。
手洗い洗車であれば場所さえあれば車のサイズは関係無いですからね。これはメリットです。
手洗いのメリット② 傷つきにくい(諸説あり)

これは方法や上手い下手によりますが、手洗い洗車は洗車傷をなるべく少なくすることが可能です。スポンジでこすったら絶対小さい傷は入るんですけど、しっかりたっぷりの泡で洗ったり、柔らかいムートンで洗うなど工夫はいろいろできます。
最近は洗車機も進化しているので傷つきにくい機種もあるんですけどね。
ただ全部の洗車機がそうでは無いですから、近場に最新洗車機があるような環境でなければ大きなメリットになります。
手洗いのメリット③ 洗車機では届かない細かい部分も綺麗にできる
洗車機って大きなブラシで一気に洗うので、隙間の汚れって全く落ちないです。隙間どころかドアミラーの内側とかも全く洗えてないですからね。
手洗いであればそういった洗い残しも発生しにくいですし、パネルとパネルの間の細かい隙間やドアの内側まで綺麗に洗うことができます。
結構洗い残した部分にスケールが残ったりしますから、綺麗にしたいですよね。
手洗いのデメリット① 手間がかかりすぎる

わかりやすいデメリットですが手洗い洗車はこの世の終わりくらい時間がかかります。
洗車道具を用意して、ホースを繋いで、ホイールを洗って、ボディを洗って、片付けて。
洗車機だったらものの5分くらいの工程に1〜2時間かかります。
めちゃくちゃしんどいですよね。僕は結構洗車好きな方ですけど、それでもめちゃくちゃしんどい時ありますからね。
手洗いのデメリット② 真夏、真冬がしんどい
そしてもう一つ、外気温の影響をもろに受けます。
水を使うので真冬はもちろん手の感覚がなくなるくらい痛いですし、真夏は直射日光で倒れるほど暑いです。基本的に外に出るので日焼け対策も必須でとにかく大変です。
機械洗車であれば一瞬で終わりますけど、手洗いだとその環境で2時間作業するわけですから、心が折れますよね。
高圧洗浄機を導入して良かったこと

車サイズの関係で洗車機に頼るわけにもいかないので、作業の負担を減らすために高圧洗浄機を導入しました。
ここからは高圧洗浄機を導入して感じたメリットを紹介していきます。
一気に広範囲が洗える
高圧洗浄機であれば、水圧の力で広範囲に水や泡をかけることができるので非常に効率的に洗車することができます。屋根の上も台に上がらずに届きますし、放水距離も結構あるのでとにかく作業効率がいいです。
今まではボディ洗う作業だけでいうと高圧洗浄機に切り替えることで半分以下の時間で済むようになりました。
ホイールの洗浄が楽

高圧洗浄機はとにかく足回りの掃除が楽です。
ホイールを手洗いする時って、ブラシを使うにしろ雑巾を使うにしろ、割と手を突っ込むことが多くあります。そうすると結構手が切れるんですよね。なかなか危険です。しかも裏側を掃除するのが大変ですしでも汚れますし、結構難しいです。
高圧洗浄機であれば、水圧だけでほとんどのブレーキダストを飛ばすことができるので効率的で安全です。
細かい隙間が綺麗になる
高圧洗浄機があると、ブラシやスポンジでは手が届かないような細かい隙間がきれいにできます。例えばパネルとパネルの間の隙間であったり、グリルの内部、ホイールハウスなど奥まったところでも結構きれいになります。隅々まできれいにしたい人にとっては大きなメリットと言えるでしょう。内部、ホイールハウスなど奥まったところでも結構きれいになります。隅々まできれいにしたい人にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
高圧洗浄機のデメリット

ここまでは僕が実際に使ってきた中で気にいっていたポイントを上げてきましたが、ではなぜ実際に手放すことにしたのか。
その理由になる大きなデメリットをいくつか紹介していきます。
準備がめんどくさすぎる
まずは準備がめんどくさすぎることです。先程は洗車自体の効率は上がると書きましたが、実際には準備の時間が非常に増えます。これは大きなデメリットです。
高圧洗浄機そのものも結構重たいですし、それを持って外へ出て蛇口からホースをつないで、また高圧ホースをつないで、ようやく準備ができたと思ったら、エアが噛んででうまく放水できなかったり、正直かなりめんどくさかったです。
洗車自体は効率化されましたが、準備と片付けまで含めると実際にトータルでかかる時間はあまり変わらなかったですね。
騒音が酷い

これも個人的にかなりしんどかったポイントです。僕は結構大きい音が苦手なので、普段から耳栓をつけたりノイズキャンセリングイヤホンを愛用しているのですが、高圧洗浄機は音がうるさすぎます。
基本的に使用中はずっとイヤホンをつけているので大丈夫と言えば大丈夫なんですが、近隣への迷惑も考えるとなかなか使う気になれなかったですね。僕は基本的にシフト制労働で平日が休みなので、なるべく平日の昼間にだけ洗車するようにしていましたが、それでも気になりました。
静音モデルもあるようですが、機構を考えるとある程度音が出るのは仕方ないと思いますので、これはどれを選んでも同じ結果だったと思います。
結局こすらないと綺麗にならない
そして高圧洗浄機を使用したとしても、ある程度こびりついた汚れは結局落ちません。なんとなくただ二度手間になったような気がして嫌ですよね。
確かに広範囲を一気に水で濡らしたり、泡を噴射したりできるので効率的ではあるのですが、なんとなく「じゃぁ普通に洗車すればよくね」と思ってしまったのも事実です。なんて言ったって結構準備めんどくさいですからね。
洗車以外に全く使い道が無いのに場所を取る

そして最後は僕の思考の問題ですが、せいぜい月に1〜2回の洗車のために家に置いておくには高圧洗浄機は大きすぎました。一人暮らしで部屋もそこまで広くないのに、この使用頻度のものを置いておくスペースもったいなくないか?と思ったんですよね。
かといって掃除で使うようなこともあまり多くないですし、使うにしても準備がめんどくさいですし、とにかく使用頻度が少ないのに、こんなに大きいものを家に置いておくというのが嫌になったんです。
結局ライフスタイルに合わなかった
こうして僕は高圧洗浄機を手放すことになったわけですが、総合的に考えると結局製品自体には魅力があるものの、僕のライフスタイルに合わなかったと言う結論に至りました。
掃除の頻度が高い人や、ものすごく広い家に住んでいて近隣住民との騒音トラブルの心配がないような人は、割と高圧洗浄機を使いこなせるかもしれません。
出しっぱなしにしておく人だったら検討の余地はある
そして結局僕が高圧洗浄機を使わなくなった最も大きな理由は、準備の手間がかかることですから、基本的に出しっぱなしにしておく前提であれば検討の余地はあると思います。
僕は基本的に何かを出しっぱなしにしておくのが好きではないので、毎回片付けたい派なのですが、こういう人は高圧洗浄機は全く向いていません。
広いスペースが確保できて、高圧洗浄機を準備した状態で置きっぱなしにできる人であれば、高圧洗浄機の導入によって非常に快適な生活が送れることでしょう。
まとめ|買わなくていいし買うなら中古でいい
いかがだったでしょうか。
高圧洗浄機は
- 洗車効率が上がる
- 細かい隙間まできれいにできる
といったメリットがありますが、
- 準備に手間がかかる
- 騒音
- 結局こすらないときれいにならない
- 場所を取る
といったデメリットがあることを解説してきました。
そしてこれらのメリットデメリットを考慮した上で購入するのであれば、個人的には中古での購入をお勧めします。おそらくですが、高圧洗浄機って僕みたいに割と早い段階で手放す人が多い家電だと思います。であれば、二次流通市場には状態の良い中古品がごろごろ存在しているはずです。
まずは中古品で自分の生活スタイルに合うかどうか確認してみた上で、それでも満足いかないのであれば、さらに上位の機種を新品で購入してみると良いのではないでしょうか。
今日は以上です!
ありがとうございました!
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