みなさんこんにちは、おゆです。
今回はいつもと毛色を変えて、旅行記事でも書こうと思います。
タイトル通りですが、大阪万博に行ってきました。
いろいろネガティブな意見が多い万博ですが、結局行く意味あんの?楽しいの?っていうところと、ハッキリ言って全然面白くないパビリオンの紹介をしていきます。
これから行く予定の人、興味はあるけどイマイチよくわかってない、みたいな人は是非最後まで見ていってください。
結論|関西圏、家が近い人は行ってみるといい
結論からお伝えしますが、家が近い人は一回くらい行ってみるといいと思いました。ちゃんと楽しいです。
チケットも平日だったら6000円ですからね。
これだけの展示が見放題で6000円だったら余裕で元は取れてると思いますよ。
世界各国の美味しい料理も食べられますし、好きな方はお酒も飲めます。
僕自身は感性が刺激されるいい体験ができたと思っています。
家が近いならそこまで労力もかからないので行って見るといいですよ。なんせ次はいつになるかわかりませんから。
さて、ここから実際に詳しく書いていきましょう。
車で行った、P&Rはかなり快適
僕は会場までパークアンドライドで行きました。
会場に直接乗り入れはできないようになっていて、近隣の駐車場からシャトルバスに乗っていくシステムになっています。
他にも近隣駅からシャトルバスが出ていたりします。
P&Wについてはいろいろネガティブなこと言われていますけど、そんなに悪くないと思いますよ。
僕が利用した堺の駐車場は基本5000円/一日で(繁忙期は最大6000円)、シャトルバスの利用料金も含まれています。近隣駅からのシャトルバスが1000〜1500円ですから、実質3000〜4000円くらいの駐車料金ですよね。
別にそこまで料金は気になりませんでした。というか電車が嫌いすぎて近隣に停めて電車移動、とかの心労を考えたら払う価値あると思ったんですよね。
平日は行きも帰りもガラガラで最高
ただし散々言われている通りで料金が高すぎるというのが世論のようです。
僕は平日のお昼ごろに行ったんですが、駐車場はガラガラでシャトルバスも僕一人しか乗っていませんでした。貸切です。最高に快適でしたね。

帰りも閉園時間の一番混雑する時間帯でしたが、並ぶことなくバスに乗れました。
スケジュールも崩れないので最高だと思いますよ本当に。
今後割引の方針もあるみたいなので、利用予定の方はその辺りも確認するといいと思います。(2025年5月23日現在)
駅行きのシャトルバスは帰り激混みだったので注意
先述の通り閉園時間に帰ったのですが、駅行きのバスは地獄ほど並んでいました。
かなりの台数で運行しているはずですが、それでもかなり待つことになると思います。
夜の時間を楽しみたいのであればP&Rの利用は結構おすすめです。
逆にシャトルバスや電車で行く場合は夜は諦めるしかないと思いますよ。
まじで帰れないと思います。
全く予約無しで入ったパビリオンは9つ
完全になんとなくで行ったので、事前知識ゼロです。
もちろん事前予約なんかも気づいたら期日を過ぎていて、全く予約なしで参戦することになりました。
完全予約制のパビリオンもありますので、そういうところは無理ですが平日であれば基本的に並べばどこでも入れそうでしたね。アメリカパビリオンが2時間待ち、フランスや韓国が1時間程度の待ち時間になっていました。
中国やイギリス、イタリアも人気みたいですが大体同じくらいじゃないでしょうか。
ここからは入ったパビリオンの紹介とおすすめ度を紹介していきます。
スペイン

おすすめ度 ☆☆☆
個人的に大好きな国の一つであるスペインに真っ先に入りました。
もともとクラシックギターをやっていたのでアンダルシアって憧れなんですよね。
残念ながらフラメンコやギター関係の展示はなかったんですが、第二フロアのBGMがラテンのノリノリの曲で、ライティングも可愛くてめちゃくちゃ良かったですね。


コモンズA
おすすめ度 ☆
会場に入って真っ先に気になったのが「コモンズ」っていうパビリオンでした。
コモンズAとかコモンズFとかあって、いたるところに点在しているんですよね。
全然調べていなかったのですが、ようは小国の集まったパビリオンということですね。
「コモンズ」には入り合いのとか共用のっていう意味があるみたいです。

で、このコモンズですが個人的には微妙だと思います。
暇つぶしか数稼ぎにしかならないですね。ちっちゃいブースの集合体なので、驚くような経験はできません。今の時代だとこういう展示は厳しいですよね。chatGPTに聞いた方が面白い情報が得られます。
ドイツ
おすすめ度 ☆☆
ドイツ!自動車!と思って未来を感じて入ったんですがそういう展示はあまりなかったです。
どちらかというとドイツの生活を中心にした展示内容になっています。

なんかよくわからないかわいい人形を入り口で渡されます。
こいつ喋ります。
これが案内役になって展示内容を案内してくれるのでめちゃくちゃわかりやすかったです。
ただシンプルに展示内容に興味なくてあんまり面白くなかったです。

あとドイツパビリオンの外でビールを売っているお兄さんがめちゃくちゃかっこよかったです。
韓国

おすすめ度 ☆
今回僕が行ったパビリオンの中で最も問題児です。韓国。
めちゃくちゃ良さそうじゃないですか?ヒョンデ、Samsungといった大企業もありますし、Kpopなど多様な産業がありますからね。
並びもかなり多く僕がいったときは70分待ちになっていました。
韓国の展示は3フロアに分かれていました。
最初は光と音の体感展示です。ライブで使うようなレーザーでの空間演出の中に入れます。撮影オッケーだったんですけど撮り忘れました、、、
第二フロアはこんな感じでパイプがあって、息を吹きかけるとアクションが起こります。

第三フロアはKpopを彷彿とさせる映像作品でした。こちらは撮影禁止。
アラブ首長国連邦
おすすめ度 ☆
なんとなく並ばずに入れたので入ってみたのがUAE、アラブ首長国連邦です。
編み込んだヤシが床から天井までそびえたっていて、なかなか圧巻でした。

ただまあ誰も並んでないだけのことはあって正直面白い展示はなかったです。
未来の都市

おすすめ度 ☆☆☆
その名の通りいろいろな企業の協賛でさまざまな最先端技術に触れ合えるパビリオンです。
カワサキ重工の犬みたいなロボットと変形する完全無人の農業ロボットがすごかったですね。

カワサキの4足ロボットです。搭乗可能で険しい悪路を走破することができるみたいですね。

Kubotaの汎用プラットフォームロボットの大きい方。これの半分くらいの小さいのも展示してありました。
自動運転、変形が可能であらゆる作業を代替することができるみたいです。農作業に加えて土木や建築作業までできるみたいで今回みた中で一番未来を感じましたね。
残念ながら動いてる姿はなかったです。まあそらそうか。
ルクセンブルク
おすすめ度 ☆☆
ルクセンブルクも生活系の展示です。
多種多様な人々が暮らす生活の様子を体感できます。
個人的に興味深かったのがこちら。

ルクセンブルクの鉄道の座席ですが、ルクセンブルクは全ての公共交通機関が無料らしいです。
いやそれは凄すぎる。神奈川県ほどの面積の小さい国なのでできる凄技ですが、たいしたもんですよね。
あと椅子の色可愛すぎます。日本の電車も見習ってほしい。

この部屋はアベンジャーズ感ありすぎてめちゃくちゃアガりました。かっこいい。
フランス
おすすめ度 ☆☆☆☆☆
これが答えでした。昼はめちゃくちゃ長蛇の列だったので諦めていたのですが、夜は割と行けそうだったので最後に並んで入ることにしました。
フランスはめっちゃ良かったです。これは行ったなら絶対入って欲しいパビリオンです。
とにかく感性を刺激される展示の数々、ファッションとおしゃれの総本山として歴史を紡いだきた国の、圧倒的な魅力を感じることができます。
特に僕は一応ファッション業界の人間なので本当に入っておいて良かったと思いました。

部屋中に敷き詰められた84個のトランク。ルイヴィトンです。
この空間本当に素敵なんですけどまーーー人が多いのでまともに写真撮るのは難しいですね。

こちらもまた壁一面敷き詰められたディオールのトワル(レプリカ)です。400体以上あるみたいですよ。
本当に圧巻の光景だったのでぜひ自分の目で見て感じて欲しいですね。
その他にもトリコロールカラーのドレス、ロダンの彫刻などとにかくこれ以上ないほどの美しさを感じることができます。
ただし本当にめちゃくちゃ人が多いので映える写真を撮るのは至難の業です。要注意。
予約無しでも見らるれけど基本は予約した方がいい
というわけでここまで見ていただいた方ならお気づきだと思いますが、そもそも事前準備なしで行くのはおすすめできません。パビリオン選びが博打すぎます。
そして基本的に長時間並ぶほどの価値がある展示は正直ほぼ無いと言っていいです。
せいぜい20分くらいが限度だと思いました。
つまり予約するかしないかで満足感が大きく変わってくるわけです。
どんなにいい展示でもめちゃくちゃ並んじゃうと“こんだけ並んでこれ…?”ってなっちゃいます。
予約なしでもたくさん入れますが、基本的には予約ありきと思った方がいいでしょう。
韓国パビリオンはマジで微妙なのにめっちゃ並ぶから注意

そしてそういった意味で時間をかける意味が全く無いパビリオンが韓国です。
いや、悪くは無いんですよ決して。ただし並ぶほどの価値は皆無です。
全体的に展示内容が攻めすぎていて意味不明です。最初の部屋は事前に録音した自分たちの声をリズムに乗せて空間演出と共に楽しむ、みたいな内容です。先進的すぎます。
2フロア目の展示もベルの音に合わせてパイプに息を吹きかけるとシャボン玉が降ってくるっていう。
現代アートすぎるんですよ、本当に訳がわからないです。
なのに国の人気があるのでめちゃくちゃ並んでます。めっちゃ面白そうな雰囲気だけはあるので騙されないように注意してください。
予約できていて待ち時間なしで入れるならギリギリありだと思いますけどね。
ただしヤンニョムチキンバーガーが激ウマ

ただしもう一個絶対に伝えたいことがあるんですよ。
韓国パビリオンの飲食コーナーのハンバーガーが美味しすぎます。
ヤンニョムチキンバーガーがありえないほど美味しいです。
チキンはサクサク、甘辛いソースにふわふわのバンズ。
噛んだ瞬間に口いっぱいに広がる肉汁は至福の極みです。
惜しいのは値段が少し高いことですが、仕方ないですね。万博なので。
マックのLサイズくらいのポテトとコーラの350ml缶が付いて2100円でした。
コモンズも別に入らなくていいかも
コモンズ系も入らなくていいような気がします。
小さなスペースでの展示なのであまり面白いことはないですね。地域の特産品とかがおいてあります。
基本的には空き時間の暇つぶしに立ち寄るくらいがちょうどいいかと思います。
だいたい並ばず入れますし。
大屋根リングは本当に素晴らしかった

大屋根リングも賛否ありますが個人的には結構好きでした。
建築のことなんかまるでわかりませんが、壮大な木の建造物っていうだけでなんかワクワクしましたね。
上からの眺望もいいのでおすすめです。あと雨避け日除けになるので最高。
大屋根リングっていう名前がダサすぎるのはなんとかしたほうがよかったと思いますけどね。これが安ぽっさに拍車をかけてますよね。
できれば夜までいて欲しいめっちゃいいから

夜のリングをふらふら歩いたのですが、これが最高にエモーショナルで良かったです。
万博会場のライトアップも素敵でしたし、リングのライトアップの雰囲気もよかったです。
なんせ僕は1人で行ったのでまあ感傷的な気分になれました。個人的には是非とも残してほしいと思いましたよ、大屋根リング。
残念ながら僕が言った日は雨だったのでドローンは飛ばなかったのですが、ドローンショーがあったらさらによかったと思います。
その他良さそうなパビリオン
Null2

話題のNull2も外観だけ見てきました。
何があるのかいまいちわかってないですが外見でいうと凄そうですよね。
そして今回実際に行って思ったのが、人気パビリオンはちゃんと面白い傾向があるのでしっかり予約したほうがいいということですね。
総評|ちゃんと行く価値はあるけど関西圏外から行くのはコストに見合わないかも
相当駆け足で振り返りましたが、いかがだったでしょうか。
結局こういう体験に価値があるイベントは、実際に行ってみるのが一番ですよ。素敵な経験になるはずです。
ただし面白いのは面白いのですが、関西圏以外の人が行くには若干コストが割高な気はします。
まあ正直人生が変わるような経験は得られないですし(6000円ですから仕方ないですが)、時間と交通費をかけてしまうとちょっと勿体無い気がしています。
世界の生活も今ではインターネットで簡単にリアルに知ることができますし、未来についても同様です。今回僕がかなりがっかりしたのが未来についてワクワクするような展示がほとんどなかったことです。
本当に生意気なのですが、『たいしたことないな』って思ったのが正直なところです。
だからこそ遠くから行こうとしている人は慎重になってもいいと思います。
真夏はまあやめといた方がいい
行く予定がある人は特に注意して欲しいのが気候です。
当たり前ですが屋外なので天気の影響を大きく受けます。
僕が言ったのは5月下旬で、25度くらいだったはずですけどそれでも暑すぎて参りました。
日傘の準備、水分補給をしっかりして健康第一でいってください。というかこれからの夏のシーズンは行かないほうがいいですよ。チケット安いですけど、それと引き換えに猛暑が待っています。絶対に辛いです。
あと健康とはまた違う話ですが、暑いと体臭が気になります。人めっちゃいますし、並ぶ時にかなり詰めることになるのでそういう意味での苦しさもありましたね。
とにかく涼しくなってから行くのがいいですよ。夜に行くのが個人的にはおすすめです。
パビリオン選びと予約に魂込めて
そしてあたり前ですが万博の価値は入ったパビリオンによって左右されます。
つまりパビリオン選びによって面白くもつまらなくもなり得ます。
好きな国、いきたい国をしっかりと選定して、とにかく予約枠を埋めましょう。
早いと20日前とかから抽選がありますから、絶対に参加してください。
人気のパビリオンはしっかり面白いですから、そういったところを中心に選ぶといいと思います。
今日は以上です!
ありがとうございました!
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