電子マネー撤退の動きが出始めていている件【手数料高すぎ?】

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こんにちは。おゆです。

最近こんなニュースを見ました。

仙台市のスーパーがキャッシュレス決済の対応を終了する、という内容です。

導入当初からクレジット、QR決済の手数料が引き上がったことで経営を圧迫しているみたいです。
昨今のインフレの中、物流コストの上昇や人件費の上昇と合わせて手数料がかかってくると、スーパーなどの薄利多売のビジネスには痛手でしょうね。

ただ個人的にはキャッシュレスから撤退するという経営判断っておかしいと思うんですよね。
その判断自体が間違っているというよりは、そこまで追い込まれる現状に違和感があります。

今日は僕がなぜキャッシュレスを推進するべきと考えているのか、消費者はどうすればいいのかを解説していこうと思います。

目次

ファミリーマートの現金支払いをお願いするPOPが話題に

冒頭のニュースの他にもキャッシュレス撤退の流れに関してもう一つ興味深いニュースがあります。

ファミリーマートの一部店舗で、『キャッシュレス決済は店舗手数料負担が極めて大きくなっております。現金・ファミペイでのお支払いをお願いできれば幸いです』というステッカーが掲示されているんです。

ちなみにこれFC店が勝手にやっているわけではなく、公式のものです。
本部的には掲示して集客が落ちるなり何なりするかもしれないから掲示はオーナーの自己責任で、というスタンスのようですが一応認めているみたいです。

キャッシュレス支払いの手数料やポイント分の負担は加盟店側にあるので、確かに手数料負担が苦しいんでしょうね。にしても大手コンビニがこういった動きに出るのは意外です。おそらくこれは現金へ誘導したいわけではなく、『かわいそうでしょ?ファミペイ使ってね?』ってことなんだと思いますけどね。

電子マネー撤退の動きは拡大するのか

大手がこういった動きに出ると、個人商店なんかにとっては追い風です。
キャッシュレス憎し、手数料反対、といった方に世論が傾くことになれば、現在は嫌でも導入しなければ勝負にならない電子マネーから撤退するチャンスになります。

では、キャッシュレス撤退の動きは波及していくことになるのでしょうか?

答えは分かりきっていますが、『NO』です。

大阪万博で現金の利用ができないことからも分かるように、今後キャッシュレスの流れは加速していきます。
時代の流れに逆らって電子マネーから撤退することには相応のデメリットがあると僕は考えています。

電子マネーのメリット・デメリット| 消費者側

ここからは電子マネー撤退が招く悪影響を解説するために、まずは電子マネー・キャッシュレス決済のメリットデメリットを解説していきます。

まずは身近に感じやすい消費者側のメリットからいきましょう。

メリット① ポイントが付く

僕が知る限り全ての電子マネーにおいて、利用金額に応じたポイント還元が受けられます。平均1%くらいポイントが付くので、可処分所得が1%増えるのと同じです。

現金派の人が年間100万円使うと、100万円使えます。小泉構文ですね。
一方でこの100万円を電子マネーで支払うと、101万円使えるんですよ。1万円多くなります。
何の努力もせずにただただ決済するだけで1万円も貰えるんですよ。しかも年間の決済金額が多ければ多いほど差は大きくなります。やらない手はないでしょう。

メリット② 管理が楽

電子マネーは管理が楽です。そもそも現金のように保管場所が必要ないですから、財布すら必要ありません。ATMにおろしに行く手間もないので楽したい人には向いています。

また家計簿の管理という点でも秀でています。利用履歴を細かく確認できるので、細かい支出までコントロールすることがきますね。

メリット③ とにかく早い

個人的に最も大きいメリットと考えているのが決済スピードが早いことです。

いまだにコンビニなんかだと後ろに並んでる人を気にせずゆっくりゆっくり会計してる人を見かけます。あれって現金支払いで小銭を一生懸命数えているわけですよ。まあ正直迷惑ですよね。

電子マネーにすることでそんな現金を数える時間とは一生おさらばできます。かざすだけで一瞬で決済完了ですからね。早めに導入すればするほどこの時間の節約効果は大きくなりますよ。

デメリット① 使いすぎてしまう可能性が否定できない

デメリットも一応解説しますが、全て反証できるのでそこまで合わせて解説していきます。

まずよく言われるのが『電子マネーだといくら使ったかわからなくて使いすぎちゃう』という意見ですね。

確かに現金だと財布にあったお札や小銭が実際に減っていくので感覚的にわかりやすいでしょう。ですが実際は先ほど説明したように電子マネーの方が収支管理はしやすいです。データで全て残りますからね

そもそも現金派の人で自分が1週間前にいくら使ったか正確に把握している人がどれくらいいるでしょうか。財布の中のお金を見てざっくりどれくらい使ったか判断しているだけですよね。管理できているつもりになっているだけなんですよね。

その点電子マネーであれば1週間前でも1年前でも振り返れます。
お金を使いすぎてしまう人は電子マネーでも現金でも使いすぎてしまうっていうだけですよね。自制しましょう。

デメリット② 災害に弱い

これは結構大きなデメリットですよね。災害や障害発生時に電子マネーは全く役に立ちません。

ただこれってちょっとした論点ずらしなんですよね。
別に災害時に電子マネーを使うっていう話をしているわけではなくて、日常で電子マネーを使おうっていっているだけなので、災害時は現金を使ってください

逆にキャッシュレス派の人で本当に現金を持ち歩いていないような人は気をつけてください。
万が一のために1〜2万くらいは持っておきましょう。

デメリット③ 使えない店がある

電子マネーに対応していない店があることも明確なデメリットです。
まあこれもそういう時は現金で払えばいいだけなんですけどね。

なぜかキャッシュレスにすると現金は使っちゃいけない、みたいな論調の人っていますよね。

飲食店であれば食べログに対応決済が書いてありますし、そのほかの個人商店みたいなところはそもそも使えない可能性が高いので近づかないのも一つの手段です。

消費者にはメリットが大きすぎる

解説していてつくづく感じますが電子マネーは消費者側のメリットがめちゃくちゃ大きいんですよね。未だに現金派っていう人がいるのが個人的には信じられないくらいです。

電子マネーのメリット・デメリット|企業側

電子マネーの導入には、消費者側にとって大きなメリットがあることを確認しました。ではここからは企業側にとってメリットがあるのか確認していきたいと思います。

メリット① 電子マネー対応による客数増

まず第一に消費者側にこれだけメリットがあるわけですから、電子マネーの導入は客数の増加につながります。

みんな便利な店に行きたいですよ。

メリット② 回転率を高められる

キャッシュレスの導入によってレジの効率化を図ることができます。先述した通り、現金での支払いには非常に時間がかかるため効率が悪くなりがちです。電子マネーであれば一瞬で決済が完了し、レジ回転を早めることができます。

実際に接客業を経験したことがある方ならよくわかると思いますが、電子マネーでの支払いは本当に早いです。忙しい時なんかほんとに助かるんですよね

メリット③ 現金受け渡しによるミスが防げる

人間はミスをする生き物です。完璧な人などこの世に存在しません。であるならば、会計業務中に現金受領のミスが発生する可能性は大いにあります。特に初心者のアルバイトがレジをする場合なんかは、最初のうちは絶対に現金の受け渡し間違いが発生します。

こうしたミスでレジ金不足になってしまえば、企業側の損失になるわけですからこの間違いはなるべく減らしていきたいですよね。電子マネーであれば、そもそも現金を受け渡しすることすらないので、ミスの発生を防ぐことができます。
また万が一間違いが発生した場合に訂正するのも電子マネーであれば容易です。決済の締め日までに猶予があるので、カード会社や決済提供会社と連携することで、金額修正や取り消しを行うことができます。現金支払いだと連絡先も知らない一見のお客さんに受領ミスを伝える方法がありません。訂正が非常に難しいんですよね。

メリット④ 現金管理コストの削減

現金には結構な管理コストがかかります。先程のミスによるマイナス分なんかもその一つですが、例えば銀行への預け入れ引き出しの手間、両替の手数料、セキュリティーコスト、持ち出す人の人件費など、実は結構な管理コストを皆支払っています。あまり意識されることってないと思うんですけどね。

電子マネーを投入することで、こうした管理コストを削減することができます

デメリット① 手数料がかかる

キャッシュレス導入による企業側最大のデメリットは支払い手数料がかかることでしょう。クレジットカード決済であれば約3%、電子マネー決済、QRコード決済等であれば1.5%から2%ほどの決済手数料がかかります。冒頭のニュースにもあったように、この決済手数料が売り上げ利益を圧迫し大きな負担となります。

QRコード決済の派遣争いが記憶に新しいですが、当初PayPayは普及率を高めるために決済手数料0でスタートしました。そうした結果、現在QRコードの派遣争いは終結しPayPay一強になったわけですが、その結果PayPayは2%の決済手数料を導入しました。このタイミングで撤退した個人商店が結構ありましたよね。

デメリット② 決済端末の導入、更新費用がかかる

決済手数料と合わせて決済端末そのものにもコストがかかります。例えば今までクレジットカード決済だけに対応した端末を使っていた店舗がキャッシュレスに対応するためには、新しい決裁端末の導入が必要です。またこうした端末も永久に使えるわけではなく、ある程度の年数が経つと更新する必要が出てきます。

昨年熊本の鉄道・バス会社5社がICカードの対応を取りやめると言うニュースが話題になりましたが、あの件も十数億円単位でかかってくる更新費用を忌避してのものでした。大企業であればあるほど、このコストは重くのしかかってきます。

手数料と利益を天秤にかけて撤退の判断が下されている

結局この手数料などの費用と、客数の増加による売り上げの上昇幅が釣り合わないという判断になると、電子マネー撤退という判断になるわけですよね。

これって先述のバス・鉄道会社の場合はよく分かります。公共交通機関ってライフラインですから、仮に電子マネーに対応していなくても住民はバスに乗らざるを得ません。であるならば、乗客増のメリットが少ないというのも納得です。バスの決済が早くなったところで人件費の節約にもつながりません。レジ担当がいるわけでもないですからね。

一方で、冒頭のスーパーやコンビニの場合は話が違うと思います。

現金が奪う時間の人件費を考慮してなくないか?

電子マネー撤退の話を聞くたびに思うのが、手数料と売り上げを比べるだけだと正しい判断ができないんじゃないか?ということです。こうした判断には往々にして、現金を取り扱うためにかかる人件費が抜けています。キャッシュレス化することによって削減できる人件費の大きさを考慮できていないんです。

改めて現金の取り扱いにかかるコストを確認してみましょう。

  • 銀行への入金にかかる人件費、出金にかかる人件費
  • 清算の際に現金を数えるための人件費
  • 釣り銭両替の手数料
  • 現金受領ミスによるマイナス、並びに修正にかかる人件費
  • セキュリティーコスト(コンビニであれば警備会社が集金に来る費用や強盗対策の手間など)
  • 電子マネーと現金でかかるレジ対応時間の差分の人件費

どうでしょうか。ざっとあげるだけでこれだけのコストがかかっています。

例えば分かりやすいところで、レジ対応にかかるコストを比較してみます。

キャッシュレス決済であれば最速数秒で決済が完了します。一方で現金でちょこちょこ小銭を出す人だと、数えるだけで1〜2分かかることってザラにあります。この時の差を1分と仮定したとしても、時給1100円のアルバイトが1分労働するのにかかる人件費は18.33円ですから、916円以上の商品を現金で買ってもらわないと手数料分がペイできません。これが2分かかっていたら1832円の購入でようやくトントンです。そして今後最低賃金はもっと上がります。

スーパーならまだしも、コンビニの平均単価が1000円を超えることってまあないですから、いかに現金支払いのコストが高いか分かりますよね。しかもこれ単純にレジ業務だけでここまでコストがかかってしまうわけなので、他のコストも乗ってくるとそれは膨大な金額になりますよ。

特に回転率が重要なスーパーやコンビニほどここをみるべきです。
現金支払いを回避することでなるべく客数を捌く、そして無駄な人件費を削っていくことこそが現代のキャッシュレス時代における正しいコストカットです。

キャッシュレス撤退は客数減、人件費増の二重苦になる

そしてキャッシュレスに対応していないことはその店を選ばない理由に十分なり得ます

実際僕もキャッシュレス決済できない店にはほとんど行きません。近所に業務スーパーが2店舗ありますが、片方は電子マネー対応、片方は現金のみです。どちらにいくことになるかは火を見るより明らかでしょう。

キャッシュレス撤退によって客足が遠のいて売り上げが落ちる、キャッシュレスに対応しないことで人件費が節約できない。

これが正しい経営判断であるとは到底思えないんですよね。
一方で経営側にだけ問題があるのかというとそういう話ではないと思います。

消費者が行動することで問題は解決へ向かう

結局キャッシュレス撤退の流れが加速している最も大きな原因は消費者側にあります。
日本人、現金派が多すぎるんですよ。

何となくニュースなんかで日本のキャッシュレス化が進んでないよーっていう話を聞いたことがある人も多いと思いますが、実際日本のキャッシュレス決済比率は40%程度にとどまっています。政府は将来的に80%を目指しているので、まだまだ低すぎなんですよね。中国や韓国は90%を超えていますから、無理な目標ではないんですよね。

結局このキャッシュレス化の遅れの皺寄せがお店側にきているんです。

キャッシュレスの普及率が低くさらに思ったよりも進まないので、高いコストを払って導入した電子マネーに加えて、現金の管理コストも乗っているのが課題なんですよ。思うように人件費が削減できていないので、結局ジリ貧になってキャッシュレス撤退、なんていう愚かな判断をせざるを得ない状況に追い込まれてしまっているわけです。

何とかしないとやばい。

積極的なキャッシュレス化で現金の管理コストを削減する

具体的に我々消費者にできることは何なのか、ここからは解説していきます。

まずはとにかく全員さっさと現金を使うのをやめましょう。
というかこんなにメリットばかりなのに電子マネーを使わないなんてどうかしてます。

なるべく多くの人が、願わくば全員が現金を使わない社会になれば、店側は全く現金を管理する必要がなくなりますから、管理にかかっていたコストを激減させることができます。手数料分なんて速攻でペイできるくらいの削減になります。

セルフレジの活用で人件費を下げる

合わせて積極的なセルフレジの活用も必要です。
セルフレジも活用しない人が多すぎて企業側は困っています。

消費者が積極的にセルフレジを活用することで、レジに回していた人件費を違うところに回したり、削減することができます。時給1100円のレジスタッフ1人の削減で年間200〜300万円ほどの経費削減になります。

人件費の削減ってどうしてもネガティブな印象を持たれがちですが、少子高齢化で労働人口が減っていく中で、不要な労働に従事する人を許容できるほど現代社会には余裕がありません。必要な労働に必要な資金を投入して、不要なものを削っていかないと今後の持続可能な社会の実現は難しいと思います。

値上げの許容

そしてもう一つ、消費者はもう少し値上げに寛容になるべきです。
ここ30年間日本経済が発展をしていない、という論調がありますが日本はずっとデフレの中にいたんですよね。

値段を安くすることこそが企業努力、という誤った価値観が消費者の中に出来上がってしまっているんです。本来の企業努力というのはこれだけではないはずです。品質を維持したり、価値を高めるための努力も企業努力として認められるべきです

消費者が薄利を強要しすぎている現状では、特にコンビニやスーパーなどの多売ビジネスがどうしても薄利にならざるを得ません。

地域からスーパーやコンビニが無くなったら本当に困るのは消費者ですよ。
ある程度の利益をしっかり取ってもらって、健全な経営を維持してもらうことに嫌悪感を抱いているようでは経済発展は難しいでしょう。

消費者がもう少し値上げに寛容になり、『いつもありがとう』と思えるような社会になることが重要だと考えています。

本当にお願いする必要があるのは現金を使わないでもらうこと

冒頭でファミリーマートの『お願い』について触れましたが、ここまで解説してきてわかってもらえたと思います。本当にお願いする必要があるのはなるべく現金ではらってもらうことではなく、さっさと現金を使うのをやめてもらうことです。全く逆を行ってるんですよ。

キャッシュレスが社会全体として推し進められる以上この流れに逆らうのは不可能です。
であるならば、大手企業が率先して脱現金の姿勢を見せることこそが本当に重要なことなんですよね。

決済提供会社は手数料引き下げも検討してほしい

最後に決済提供会社への意見も述べておきます。

僕がここまで話してきたことの前提は、現在の決済手数料が2%であることです。
仮にこれが 5%、10%であればまた意見が変わってきますし、今後電子マネー普及率が80%に近づいてきた時に手数料値上げが起こらないとも限りません。

営利企業である以上仕方がないのは理解できますが、もはや社会インフラである電子マネーについてはある程度は国から圧力をかけてもいいように思います。携帯キャリアがさんざん指導されて料金引き下げをしましたが、電子マネーについても同じように暴走しないよう管理する必要はあると思います。

事業規模の小さいところであれば、定率2%にせずに定額+決済金額の0.5%にするとか、ある程度救済措置を設けてもいいと思います。キャッシュレスの推進は日本のためですから、一肌脱いでほしいですね。

それでも残念ながら資本主義においては弱者は淘汰される

一方で手数料の2%が払えないほど困窮してしまう経営では、今後どうやっても生き残りは厳しいという意見も持っています。

利益が全然残らない経営ってそもそも健全ではないですからね。手数料で経営が厳しくなるスーパーもあれば、膨大な資金を投入してキャッシュレスを推進する大手スーパーもあります。そもそもスーパーマーケットのようなスケールメリットがものをいう業界において、キャッシュレスの有無に関わらず小さなお店は厳しいのが現状です。

資本主義社会において全員が豊かになる、ということは残念ながら不可能です。誰かが儲かるために誰かが割りを食うのが資本主義経済で、その本質は壮大な椅子取りゲームです。アメリカなんかがまさにそうですが、兆を超える資産を持つ人の足元に、明日の食事もままならないホームレスが大量にいるわけです。

資本に資本が集まるのが資本主義です。お金持ちが最も有利な社会なんですよ。
この社会で生き残るためには、残念ながら『得る側』になるしかないんですよね

まとめ|力強く生きよう

いかがだったでしょうか。

我々にできることってたくさんあります。
本当に社会を発展させるためには何が必要なのかそれぞれが考えて、実行していくことが重要です。

全員がそれぞれ力強く生きて、豊かな人生を歩んでいきましょう。

今日は以上です!
ありがとうございました!

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この記事を書いた人

身長163cmのアラサー。
ファッション業界で会社員をしながら趣味でブログを書いています。

服と車が大好きな典型的な見栄っ張りが、ミニマルに生活する様子を発信していきます。

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