みなさんこんにちは、おゆです。
スマホジンバルってあるじゃないですか?
あれ、かっこいいですよね。
高校生の頃近所のノジマで見かけて憧れたのをいまだに覚えています。
結局のところどう言う機械なのかいまいちわからないまま今日まで生きてきたわけですが、最近ひょんなことから動画作成を始めたので、いよいよスマホジンバルを手にする時がきたわけです。
そこで今回は初心者検証シリーズの第2弾、『スマホジンバルって何ができる?』をお届けしようと思います。
スマホジンバルを検討中の皆さんぜひ最後までみていってください。

Dji osmo mobile 7p
今回購入したジンバルがこちらです。

「Dji osmo mobile 7p」はその名の通りDjiが手掛けるスマホジンバルです。
街中を歩いているとDjiのジンバルカメラで撮影している人よく見かけますよね。特に海外の方とかに多い気がします。定評があるんでしょう。
個人的にはDji Mic miniを使っている関係でDjiエコシステムに乗っかるためにこちらのジンバルを選択しました。
少しだけスペックについてみていきましょう。
Dji osmo mobile 7p スペック

Dji osmo mobile 7p | Dji osmo mobile 7 | |
サイズ | 展開時 L288×W107×H96mm 収納時 L190×W95×H46mm | 展開時 L288×W107×H93mm 収納時 L179×W95×H39mm |
重量 | 約368g ジンバル+内蔵三脚+磁気スマートフォンクランプ+多機能モジュール | 約300g ジンバル+内蔵三脚+磁気スマートフォンクランプ |
延長ロッド | 215mm | なし |
多機能モジュール | 標準 | オプション(6600円) |
バッテリー | 最大10時間 | 最大10時間 |
内蔵三脚 | あり | あり |
価格 | 18480円 | 11880円 |
Dji osmo mobile 7も非常に高性能なジンバルですが、Dji osmo mobile 7pになるとさらに機能が追加される形ですね。一方で多機能になる分値段は高めになります。
延長ロッドやトラッキングモジュールの分重量も重くなりますので好みは分かれるかもしれません。
取り外し可能なモジュールが特徴


こちらの多機能モジュールがDji osmo mobile 7pの最も大きな特徴になっています。
こちらのモジュールでトラッキングが可能なので、使用アプリやOSを限定せずに自動追従を使用することができます。他社製の自動追従は撮影アプリの指定があったりするのでこれは大きな魅力ですね。
着脱に関してもワンタッチで可能になっていて、メインカメラでもインカメラでも使用できるのはさすが考え抜かれていますね。
複数のジェスチャーに対応
こちらの多機能モジュールを使用することでジェスチャーでの操作が可能になっています。
手のひらをかざしてトラッキングスタート

ピースサインで撮影

ダブルLでフレーミングの調整

ジェスチャーでこれだけの操作が可能なので、1人で撮影する場合にも重宝しますね。
延長ロッド・三脚が内蔵している
セルフィーやVlogに活躍する延長ロッドが内蔵していて、画角を調整することができるようになっています。

三脚もかなり安定感があるので定点撮影をする際にも使いやすそうです。
家族で過ごす日常なんかを定点で撮影するのもいいでしょうね。

Dji Mic mini のレシーバーとして使える

個人的に購入の決め手になった機能です。Mic miniのレシーバー機能が内蔵されていて、これとトランスミッターだけで簡単に録音までできます。このエコシステムが便利なんですよ。
スマホの充電の減りを軽減できるのが嬉しい
Dji Mic miniをiPhoneで使う時にレシーバー経由で収音する場合、どうしてもバッテリーの減りが早くなります。というかめちゃくちゃ減りが早いので使い物にならないレベルだったんですよ。
マイク自体はめちゃくちゃ長時間駆動できるのですが、iPhoneのバッテリーが全然持たないので結局長時間撮影は不可能だったんですよね。
これをジンバル側のバッテリーで駆動させることができるので、スマホのバッテリーを使わなくて済むのはめちゃくちゃ実用的なメリットです。
正直初心者にはめちゃくちゃ難しい
スペックの章で最後に触れておきたいのが、この機械はめちゃくちゃ難しいということですね。
基本的にできることが多い上に使いこなすのに撮影テクニックの知識が必要です。
操作説明にしても“こう言う動きができます!”って言う説明しかないので、その動きを使ってどういう映像を作るのかは撮影者の技量にかかっているわけです。当たり前ですけどね。いい機械を手にしたからといってそれだけでプロクオリティの映像が撮れるわけではないことに注意が必要です。
でも楽しいから学ぶと思う
僕は基本的に知識欲が強い方なのでこう言うわけわからない物大好きなんですよね。
知らなかった世界に触れられますし、これで自分の人生が豊かになっている気がします。
自分で調べて色々なことに挑戦するのが好きな方には結構おすすめの機材ですね。
スマホジンバル活用方法・できること
スマホジンバルの本領は、手ブレの軽減と独特な撮影効果のある映像を撮ることです。
ここからは代表的な撮影テクニックや、活用方法を紹介していきます。
スマホジンバルって人物撮影に使うイメージがあると思いますが、僕は基本的に物撮りや風景撮影で使用しているので、物撮りでも十分活用できるよっていう話もしていきます。
ドリーイン・ドリーアウト
対象に近づく、遠ざかる演出です。よく見る技法ですね。
迫力の演出や遠ざかる悲壮感を演出することができます。
ジンバルなしで撮影する場合と比べて滑らかなドリーイン・ドリーアウトが可能で、素人っぽさが軽減できますね。
クレーンショット風撮影
縦に画角が移動する演出です。
これは手持ちで撮影すると結構ブレるのでジンバルがあると安定します。
スティック操作で見上げる・見下ろす操作が可能で、より自然で滑らかな画角移動が可能になっています。
物撮りや部屋を撮影する場合変化に乏しい映像になりがちなのでこういった演出は重要っぽいです。
ロックモード撮影
スマホがジンバルの動きを追従しないモードです。
要するに動かず真っ直ぐな映像を撮影できるってことですね。
ドローンで撮影したような面白い映像が撮影できますね。
自動追従
手を使う必要がない追従機能は非常に便利です。
単独でも動きのある撮影を行うことができます。ライブ配信やホームビデオの撮影に向いていますね。
Zoomなどのオンライン会議で使うとって見るのもいいでしょう。ホワイトボード、手元の資料、というふうに場所を変えて説明する場合にも重宝します。
ちなみに人だけでなく物を追従することもできます。
Vlog撮影(パン・チルトフォロー)
パン・チルトフォローモード(横軸・縦軸追従)を使ってVlogを撮影することで、手ブレのない滑らかな映像描写が可能になっています。
スマホを大きく動かす場合にもジンバルが動きを調整してくれるので、画面の揺れが少ないみやすい映像を残すことができます。
風景の撮影にも非常におすすめです。滑らかな映像は没入感を高めてくれますし、思い出を振り返るにしてもみやすいですね。
スマホを充電しながら撮影できる

長時間撮影、Vlog撮影の時ってバッテリー無くなるじゃないですか?
モバイルバッテリーを持っていっても足りないくらいですし、この機能もありがたいですよね。
もちろん駆動時間はだいぶ短くなってしまうんですが、いざという時のお守り感覚で充電できるのも覚えておくと損はないですね。
特に先ほど書いた通りマイクと接続した上で充電までできてしまうので、撮影可能時間がぐっと長くなります。
まとめ|正直いらないと思いました。
はい。すみません。
全てをぶち壊す結論に至りました。
と言うのも、iPhoneを使っているみなさんはよくわかっていると思いますが、iPhoneの手ブレ補正ってレベルが高すぎるんですよね。ジンバルがなかったとしても全然ぶれません。
確かにジンバルでないとできない動きはありますが、そのためだけにコストをかける必要はないと考えています。
あくまでもプロ向きの機材ですね。初心者にはハードルが高いと思います。
子供の撮影にはめちゃくちゃ便利だと思う
一方でお子さんがいらっしゃる方、めちゃくちゃおすすめです。
どうしてもお子さんの動画を撮る時って自分が撮影者になるので、画角に収まっているのって子供だけですよね。ジンバルの自動追尾機能を活用することで、自分と子供が遊んでいる姿を残すことができます。
これって自分の思い出にもなりますし、将来子供に動画を見せてあげる時にもめちゃくちゃ幸せですよね。
運動会や発表会なんかでも自動追従ができることで撮影がやりやすくなりますし、こういう場面って撮影者も気合が入ってしまって手ブレしまくり、なんてことよくありますからね。
子供のための撮影機材を探している方はぜひゲットしてみてください!
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