地元は一回離れてみるといい【地元を離れるメリット】

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みなさんこんにちは。おゆです。

春から大学生活をスタートする方、地元を離れて就職する方。
これからの進路を決めるのに地元に残るか、離れるか。

そんな悩める全ての方に、今日は地元を離れるメリットをお伝えできればと思います。

目次

父の病気をきっかけに地元を離れることに

僕は山梨の田舎で育ったんですが、地元が大好きです。
自然が豊かで人は優しいし、東京も結構すぐ行けるのでいいところです。

地元の学校を出て、地元で自動車ディーラーに就職しました。
友達もいるし、お世話になった人もたくさんいるし、ここで生きていくのが当たり前で地元を出ようと思ったこともなかったです。

ある日父が倒れた

僕の両親は僕が小さい頃から別居していました。
父は滋賀で生活をしていて、年に1回会うかどうかでしたね。

そんなある日、父が入院することになったという連絡があったんです。

昔から体が弱くて何度か手術したり入院したりしている父ですが、僕が中学生くらいになってからはそんな話もあまり聞かなくなっていました。結局ずっと身体は良くなかったようで、ここにきてガタが来たというような様子でした。

近くに看病する人もいないですし、もし仮に容体が急変したら家族に会えずに終わってしまうのか、と思うと悲しいですよね。

仕事もしんどかったので思い切って引っ越した

当時勤めていた自動車ディーラー、結構仕事がしんどかったんですよね。
無謀なノルマや営業電話、飛び込み、休みもなかなか取れずにいました。結構やばいクレーマーの担当になってしまって精神をすり減らしていた僕は、ちょうどいいし仕事やめようかと思ったんです。

家族で身軽なのも唯一僕だけでしたし、僕が父の看病をすることにしました。

こうして滋賀に乗り込んだのが僕が地元を離た理由です。
ちなみに父は手術も成功して今はまた元気に過ごしています。

当時は全てを失うようで怖かった

地元を離れると決めたものの、内心めちゃくちゃ怖かったですね。
今までの交友関係も全て投げ出して、仕事も辞めて新しい生活を始めるわけですからね。

幸い貯金は少しあったので最悪死ぬことはないと思っていましたけど、友達に会えなくなるのが何よりも寂しかったですね。

地元を離れて人生が豊かになった

今は地元を離れてよかったと思っていますね
今のところで長期出張も含めると4県目です。

人生の選択肢が増えましたし、色々な人と出会って幸せな日々を過ごしています

転職に対する苦手意識もなくなって仕事も一生懸命やるようになったので、地元でディーラーをやっていた時と比べて年収も倍以上になっています。

結婚はしていないんですけど、孤高の独身貴族を謳歌しています。別に寂しくはない。

地元を離れるメリット

前置きが長くなりましたが、ここからは地元を離れるメリットを解説していきます。

視野が広がる|井の中の蛙は大海を知らずに死んでいく

最も大きいメリットがこちら。
自分が生きてきた世界がいかに狭かったかがわかります。

日本だけでもたくさんの人がいて、言葉が違って、文化が違います。
特に山梨県民なんて人口80万人もいない激レア民族なので、外に出た方がいい出会いがあるに決まってますよね。

仕事に関してもそうで、少ない地元企業の中から条件を選ぶよりも、日本全国から選んだ方がいい条件があります。

何事も知らずして良し悪しを判断することはできません。
今まで過ごしてきた地元が本当に一番だったのか、それは地元にずっといたままでは判断できないんですよね。

主体性が身につく|自分しか自分を守れない

地元を離て生活するなら全て自分で決めないといけないので主体性が身につきます。

住む家、働く場所、何に時間を使うか、何にお金を使うか
誰と関わるかも自分で決めなくてはいけません。地元だったらなんとなく関わる人って誰かの知り合いだったり、学生時代の友達だったりとかですよね。そういうのが一切ない状態で自分で行動しないといけません

自分以外自分に興味なんてないんだな、っていうことを強烈に実感します。

そんな社会で自分を守るためには主体性を磨くしかありません
自分で情報を仕入れて、自分で試して、一番いい方法を見つけないといけないです。

でもこれってみんな一緒なんですよね。
地元に残っている人も、助けてくれる人がずっといるわけじゃないですしいつか自分で生きていかないといけなくなります。その練習は価値観が固着する前に始めた方がいいということですね。

生活スキルが身につく|結婚に向けて準備

これは別に一人暮らしだったらいいんですけど、地元にいないことによってさらにストイックに生きる必要が出てきます。

週末は実家に帰ってゆっくりするとか、風邪を引いたから実家に甘えるとかが一切できません。
どんなに辛い時でも自分で生活しないといけないですし、お金の管理、時間の管理も全て自分でやる必要があります。

こういうのって結婚生活における忍耐強さにつながると思うんですよね。
仕事が辛い時なんかもしっかり自分を鼓舞して家事を頑張ることができますし、大変さがわかることで思いやりの心も育めると思います

みなさん、地元を離ている人は優良物件ですよ。

仕事に真剣に打ち込める|キャリアアップを目指せ

地元を離れると遊ぶ頻度が激減します。友達がいないですからね。

そうなるとやることが無いですし、脳のリソースもあまり使わないので余った分を仕事に使えるんですよね。
仕事のことを考える時間が自然に増えて、しっかり勉強をするようになるので実力が付きます。

昇進レース的には圧倒的に有利ですよね。転勤も全然嫌じゃ無いですし。

しっかりとキャリアアップして豊かな生活を手に入れましょう。

友達が少ないと節約になる|孤独を味方にしろ

これも友達が少ないメリットなんですけど、お金を全然使わなくなります。

飲み会にも行かないですし、遊びに行く頻度も少なくなります。
そうなると資産形成のスピードがめちゃくちゃ早くなるんですよね。

しっかりと資産形成をして、将来の結婚や子育て、老後資金をしっかり用意しましょう。

+1 家族への感謝

最後は家族への感謝ができることですね。

僕は昔から家庭にコンプレックスを抱えていました。
めーっちゃ貧乏で、もっと普通の家に生まれたかったと何度も思いましたね。

でも今は両親に感謝しかありません

貧しいながらもしっかりと人間性を育ててくれました。悪いことは悪いとしっかり叱ってくれましたし、一生懸命勉強すればしっかり褒めてくれました。品のない行動はしないようにしっかり矯正してくれました。

こうやって書くとすごく良い両親なんですが、やっぱり気づくには距離が必要でしたね。
親元を離てみて初めて親の偉大さに気づくというのは本当ですね。

地元を離れる不安を解消するには

ここまではメリットを紹介してきましたが、ここからは僕が不安を払拭するために実際に行った行動を紹介していきます。

初めて地元を離れるのはやっぱり不安でしょうからね。

情報を仕入れる・楽しみを見つける

僕は初めての引越し先が滋賀県だったので、本当に何があるのかよく分からなかったんですよね。
山梨県民の分際で申し訳ないんですけどね。

なのでとりあえず片っ端から観光名所と滋賀出身の有名人とかを調べていました。

西川貴教さんとかくっきーさんとか結構好きなのでなんか嬉しくなったんですよね。
観光地もいっぱい調べて、行きもしないのにめちゃくちゃ詳しくなってました。

東京に行く人なんかはやりがいありますよ。行きたいところを100個メモしておきましょう。そんなんしてたら楽しみで仕方なくなってますから。

こまめに友達と連絡を取る

最初のうちは仲のいい友達にテキトーな連絡をしまくりましょう
パートナーがいる人はパートナーでもいいですよ。

部屋の様子はこんな感じだよーとか、近所にこんなお店があったよーとか。
SNSに載せるのも悪くないですね。

とりあえず今までの関係を切らないことで安心できます。
連絡しすぎても流石にうざがられないと思いますよ。

結局は現状維持バイアスと割り切る

結局地元を離れる不安って現状維持バイアスがかかっているだけなんですよ。
人間は新しい物を手に入れる喜びより、すでに持っている物を失う悲しみが勝つようにできているんです。

ああ、自分の不安は本質的な物では無くて、本能が見せている幻なんだ

としっかり理解すれば結構不安はなくなりますね。

よくよく考えたら新しい生活なんてめちゃくちゃハッピーですからね。
新しい出会いや気づきを楽しみにしましょう。

まとめ|ダメだったら帰ればいい

色々書きましたが最後に。

一回行ってみて、ダメだったら地元に帰ればいいよ

とにかく挑戦してみて色々感じてみましょう。
自分にとっていい影響があるなら続けてみて、自分には合わないと思えばやめればいいです。

一度きりの人生ですから視野を広げて、幸せな人生を過ごしてください!

今日は以上です!
ありがとうございました!

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この記事を書いた人

身長163cmのアラサー。
ファッション業界で会社員をしながら趣味でブログを書いています。

服と車が大好きな典型的な見栄っ張りが、ミニマルに生活する様子を発信していきます。

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