みなさんこんにちは。おゆです。
この記事に辿り着いたみなさん、おめでとうございます。
今日からみなさんのデスク環境は劇的に美しくなることでしょう。
僕の配線管理へのこだわりはいくつか記事にしているのでぜひご覧ください。


ところでみなさん、『ひっつき虫』って知っていますか。
道端に生えてる草じゃない方のひっつき虫です。
今回はそんなひっつき虫を用いた天才的配線管理方法を思いついたので、みなさんに共有しようと思います。
コクヨ|ひっつき虫

ひっつき虫っていうのはこれです。
穴を空けたり傷をつけたりせずにポスターやフィギュアなどを固定できる粘着剤です。
跡が残りにくく、わりと色々な素材をくっつけることができます。凸凹した面は苦手なようですが、すりガラスにも普通にくっつくので使えないというわけでもありません。
僕が働いている会社ではポスターやPOPの掲出の時によく利用しています。
このひっつき虫、めちゃくちゃ便利なんですよ。自由な位置になんでも固定できますし、何回でも使用できるので貼って剥がしてを繰り返すことができます。
ひっつき虫でケーブルをまとめたらめっちゃ便利じゃない?
ふと思いついたんですよね、形状も自由自在で壁に貼り付くのでこんなに便利なケーブルバンドは無いぞと。
剥がすのも容易ですから、新しい機器が増えた時なんかにも対応しやすいはずです。
ひっつき虫には黒が無い
というので実はひっつき虫を使ったケーブルマネジメントの構想自体はずっとあったんですが、一つ大きな問題があったんですよね。
ひっつき虫には黒色がないんですよ。というかカラーバリエーションが無いです。白のみ。
貼り合わせた面から少しはみ出したりすると、白い粘着ゴムが見えてしまいます。これが僕のデスク環境だとめちゃくちゃ悪目立ちしてしまうんですよね。なんせ全て黒で統一しているので、少しの白色も入る隙間がありません。
なので今まで僕には全く縁がないグッズだったんですよね。
静和マテリアル ホールドガム →黒いひっつき虫(粘着ゴム)
探してみたら黒い粘着ゴムがあった
漠然と構想はありながら実現しなかったひっつき虫を使ったケーブル管理ですが、ある日アマゾンパトロールをしているときにたまたま黒色の類似商品を発見したんですよ。
おそらくかなり珍しい商品のはずです。他に売っているメーカー見たことないです。
商品概要
静和マテリアルというところから発売されている『ホールドガム』という商品です。
貼って剥がせる粘着ゴムというフレーズの通り、要はひっつき虫と同じような商品です。


どうでしょうか、ちゃんと真っ黒です。変にグレーっぽくないのも評価高めです。
テキトーな量でちぎって使うことができます。
お値段については仕方ないですがほんの少しだけ高めになっています。全然許容範囲ですが。
ホールドガムを使った配線管理方法|実践
まとめた配線をデスクに沿わせるのが今までの課題だった

配線ってそれぞれをまてめることはできても、それを壁やデスクに沿わせるのが難しいんですよね。
ケーブルクリップみたいなものももちろんありますが、位置の調整や機器の入れ替えがやりにくいという問題がありました。
この問題、粘着ゴムだったら一発で解決できますよね。
ホールドガムで配線をまとめていく

ホールドガムはそのままだと固いので少しこねてから使います。
普通のひっつき虫と比べると少しだけ固い感じがしますね。整形するには少しコツがいります。

こんな感じで2〜3本であればホールドガムでまとめてそのままくっつけることができます。

テレビの裏にHDMI切替器を固定することにしました。今まで行き場がなくて宙ぶらりんだったのですが、これなら問題なくテレビ裏に固定することができます。
結構強めに押さえる必要があるのでグッと力を入れて押さえます。

固定した様子です。余ったHDMIケーブルも束ねてテレビの裏に固定しました。これで垂れ下がってくることはありません。

複数本まとめる際には、ケーブルバンドを使用してケーブルバンドを貼り付けるようにするとやりやすいです。コードを直接まとめようとすると張力が強くて解けてしまいます。
写真の赤丸の位置で二箇所固定しました。
曲面に固定したい場合なんかも一度ケーブルバンドを介してから貼り付けるといいですね。

垂れていたケーブルがスッキリしました。最高です。

最終的にHDMI切替器はデスク裏の手元に貼り付けることにしました。本体が軽量なので宙吊りにしても問題ないです。合わせて余ったHDMIケーブルもデスク裏に固定しています。
これで座りながらでもHDMI入力の切り替えができますね。

どうでしょうか。文句なしのスッキリ感です。最高。
右端の充電器の上あたりにHDMI切替器があるのですが本体も配線も全く見えないですよね。
貼り付ける際のコツ・剥がれにくくするには
ひっつき虫やホールドガムを使用する際のポイントについても少し解説しておきます。
1つは思ったよりも強めに押さえることです。
結構強い力で固定しないとすぐに剥がれます。モニター裏に貼り付ける際には注意が必要です。下手すると画面が割れかねませんし、中途半端な力ではうまくくっつきません。
そしてもう一つ、面積の広いものは2点以上固定することです。
四角いものであったり、まとめたケーブルなどは必ず力が分散するように対角線上に複数点固定する必要があります。1点で固定しようとすると回転モーメントがかかり簡単に剥がれてしまいます。
必ず2点以上固定するようにしてください。逆に固定箇所が多すぎると剥がすのが面倒くさくてメリットが台無しになるのでその辺はいい塩梅で。
まとめ|マジで神製品すぎる。終売しないでお願いお願い。
いかがだったでしょうか。ホールドガムを使うことで非常に容易に、美しく配線を整理することができました。機器の入れ替えについても簡単です。すぐ剥がせますからね。
とにかく黒い粘着ゴム製品が他にないのでどうか静和マテリアルさん、販売終了しないでください。
というかみなさん買ってください。応援しましょう、販売継続してもらうために。
今後もいいアイデアを思いついたら記事にしますので楽しみにしていてください!
今日は以上です!
ありがとうございました!
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