みなさんこんにちは。おゆです。
4月、新生活が始まって、新しく社会人になったみなさん。
苦しんでますか?だるいですよね。仕事って。
何をしても楽しかった学生時代が終わり、何をしても面白くない、ただ週末を待つだけの地獄の40年間がスタートしたわけですが、今日はそんなみなさんに“仕事大好き“な僕が考えるモチベーションを上げるマインドをお伝えしようと思います。
頑張るのに疲れた人、もう一踏ん張りしたいみなさんに届けたい大切なお話です。

おゆです。
現在ファッション関係の会社でマネージャーをしています。今までたくさん辛い思いをしまいたが、今は楽しく仕事をしています。
月間労働時間は本業170時間、副業120時間、ブログとYouTubeに100時間くらいの正真正銘の仕事好きです。
世は大ワークライフバランス時代


ワークライフバランスとは仕事とプライベートどちらも充実させよう、という考え方のことです。
残業を減らして効率よく働いて、趣味の時間をしっかりと確保して楽しい人生を歩もうっていうことですね。現在は多くの社会人がこの考え方を知っていますよね。
特に若い世代はワークライフバランスを就職先の最重要ポイントとして考えている傾向があります。給料が高い会社よりも、残業が少ない会社や在宅ワークができる職場が人気みたいですね。
ワークライフバランスが重要視されるようになった理由
かつて日本を含む多くの国では『長時間労働こそ正義』という価値観が主流でした。日本もバブル期は『24時間働けますか?』なんて言われてたくらいですからね。今では考えられませんね。
しかしこうした長時間労働の常態化が、過労死やメンタルヘルス、うつ病などの社会問題に発展したのは皆さんご存知の通りと思います。
さらに少子高齢化も進んでいく中で労働者人口は減少の一途を辿り、高齢であっても働ける社会、負担の少ない労働の形が重要になってきています。
こうして労働の見直しが進む中、気軽に楽しめる娯楽というものが増えました。インターネットが普及し、YouTubeや各種VODサービス、オンラインゲーム、SNSなどをほぼ全ての人が楽しめる時代になったことで、『労働よりも趣味を大切にしたい』という価値観が増えていったわけですね。


本当の意味でのワークライフバランスってなんだろう


ワークライフバランスが重要視される中で、実しやかに囁かれるようになったのが「最近の若者はすぐに仕事をやめる」とか「最近の若者は全然やる気がない」とか、要は仕事よりもプライベートを優先するからダメっていう意見です。
僕は職業柄、採用担当もしますし部下の教育もやります。
そして僕はこの意見については一理あると思っています。
全ての人がそうではないのはもちろん承知の上ですが、最近の若者はSNSの意見にめちゃくちゃ流されやすい傾向があるように思います。TikTokで流行っているものがおしゃれで、Xでバズっている意見が正しい、そんな価値観を持っている人が多くいるんですよね。
そしてこれらのSNSでは「仕事なんて真面目にやるだけ無駄、出世なんてコスパ悪い」という意見が支配的です。そうなるとSNSネイティブ世代たちは、それが世の真理のように感じてしまうわけです。
少しうまくいかないだけで諦めてやめてしまった人、注意されたことを直す気がなくて結局続かなかった人、能力はあるのにいまいち熱量が足りず成果が上がらない人、たくさん見てきました。
こういった人の多くは、本当の意味でのワークライフバランスの保ち方をわかっていなかったと思うんです。
仕事をおろそかにすると、結局プライベートを犠牲にする


こういった人に足りない考え方というのは、『仕事よりプライベートを優先する』という考え方が行き過ぎると、結局プライベートが犠牲になるということです。
理由は非常にシンプルで、現代社会で生きていくには必ずお金がいるからです。
充実したプライベートには必ずお金が要ります。
『充実』の捉え方も欲も人それぞれですが、全くお金がかからないということはないですよね。
特に趣味を充実させたいと思っている人にとってはお金の問題は大きいでしょう。
仕事をセーブして時間ばかり作っても、お金がなければ趣味もセーブするしかありませんよね。
趣味もあまり無い、お金も質素に生活できるだけで十分という人ももちろんいると思います。なんなら僕もそういうタイプです。でも気をつけなくてはいけないのは、今は良くても将来はどうなるのかわからないということですよね。
今は結婚するつもりがなくても、将来周りの人たちがみんな結婚して子育てをしている中で、自分だけ独りっているのはいくばくかの不安を感じる要素になるかもしれません。そうなった時に、収入が安定していて社会的に信頼されているポジションにいるのと、そうで無いのとではできる選択が全く異なってきます。
結婚だけでなくて、親の介護や病気、不慮の事故など備えるべきことってたくさんありますよね。
それらの全てのリスクを無視してプライベートを優先し続けると、いつか困るのは自分です。
ワークライフバランス=だらだらテキトーに働くことではない
僕が心の底からお伝えしたいのは、『ワークライフバランス』を、逃げの言い訳にするなということです。本来のワークライフバランスの定義はもっとポジティブなものです。
『仕事もプライベートも充実した良いものにする』
これがワークライフバランスですから、どちらかを優先するというものでは無いんですよね。そもそも。
だらだらテキトーに働いて、カツカツの私生活を送ることが本当に幸せなんでしょうか。
それって仕事もプライベートもどちらも悪い状態ですよね。ある種バランスは取れていますが。
自身の労働の効率を高めていって、結果時間が作れるようになる。そうしたらプライベートも充実させることができる。これが本当にワークライフバランスがいい状態だと僕は考えています。
出世・昇進は仕事をラクにするし楽しくする


ここまでは僕が考えるワークライフバランスについて再定義してきましたが、ここからはさらに踏み込んでいきます。昨今言われているように、出世することはコスパ・タイパが悪いというのは本当なのか考えていきます。
仕事を選べるようになる
ある程度の役職がつくと、自分に与えられた目標に基づいて自分で仕事を組み立てることができるようになります。やりたく無いことをやらなくていいというわけでは無いのですが、自分が最適と思った方法を選んで仕事をすることができるので、人に言われてやらされるより気持ちが楽になります。
また、人に任せるという選択肢が増えるので、自分の苦手なことは誰かに協力してもらうことができます。下っ端のうちは自分に任された仕事を人に再分配するってできないですけど、部下が増えるとその人たちに仕事を与えるのも自分の仕事になります。
仕事を任せることができるようになるとめちゃくちゃ楽になります。
自分の時間を作れる
先述のように仕事が楽になってくるので、自分の時間を作りやすくなります。
これは仕事もプライベートもどちらもですね。
他の人に仕事を振って、自分が本当にやるべきことができる時間を作ったり、効率よく仕事が終わるようにチームマネジメントをすることで全体の労働時間を短縮したり、時間を作ることができます。
そうすると必然的にプライベートの時間も確保できるわけです。
まあ、そこまでいく人って基本的に仕事が好きな人が多いのでみんな朝から晩まで働いてるんですけどね。
そういう姿を見て新人なんかは『大変そうだな』って思うんでしょうけど、あれって実は楽しさもあるからできるんですよ。
関わる人もある程度選べる


役職がつくとある程度の人事権が与えられたり、採用に関しても自分の裁量で方針を決めることができます。これでハラスメントになってはいけないんですけど、そもそも採用の段階から関われるので、自分の理想のチームを作ることができますよね。(まあ実際はそう上手くはいきませんが。)
社内の横のつながりについても、自分の評価をしっかりと高めることで嫌な人とずっと連まなくてよくなるんですよね。あの人には仕事をする上での問題があります、っていう話もしやすくなりますし。
唯一上司だけは選べないのでここは割り切ってやるしか無いですけど、自身の社内評価がある程度ある状態であれば部署異動の申し出も受け入れられやすくなりますから、最悪変えることができますね。
大きな責任には大きなやりがいがある
昇進して役職がつくと確かに労働時間が長くなったり、責任が大きくなったりします。一方で、得られる報酬ややりがい、働きやすさなどのパフォーマンスはしっかりと向上します。
つまり決してコスパ・タイパが悪くなるということは無いんですよね。
コスト(労力)とタイム(労働時間)は確かに増えますが、パフォーマンス、得られる対価ややりがいも大きくなります。
世の中のほとんどの社会人は大して努力していない
ここまで出世・昇進ってそんなに悪いものじゃないよっていう話をしてきました。
ここからは実際に昇進するために僕が考えていること、実践してきたことを解説していきます。
そもそも世の中の人ってみんなそんなに頑張る気がないんですよ。
これは僕の実体験から感じていることです。
今の20代、若者ってとにかく努力が嫌いです。スマホの影響ですかね?すぐに結論が出ることに慣れすぎているのかもしれません。
そんな現代社会だからこそ、ほんの少しの努力で価値のある人間になることができます。
毎日ほんの少しだけ人がやりたがらないことをする


掃除、片付け、雑務など。これってもっとこうしたら働きやすくなるなー、と思いつつ面倒で誰も手を出さない作業ってどこの会社にもありますよね。そういうことを毎日ほんの少しずつ実行していくんです。
誰も気づかないけど自分がいなくなった時にふと思われるくらいの作業でいいです。
『あれ最近なんか椅子の足汚くない?』とか、『最近なんか書類の整頓雑じゃない?』とか、後から気づかれるくらいの小さなことでいいです。
言ってることが矛盾するんですけど、これってあなたの上司は絶対に気づいてくれます。優秀な人であればあるほど自分もそういう経験をしているので、小さなことにも気がつくんですよ。そしてそういう誰もやりたがらない小さなことができる人ってめちゃくちゃ評価されます。仕事もまめにできるでしょうからね。
勉強をすることも重要です。
社会人になっても継続して学び続けられる人はそう多くはありません。みんな疲れてますからね。休みの日に率先して勉強するような人っていないんですよ。
周りが勉強時間0秒なんですから、自分だけ1日15分でも勉強したら5年後、10年後には圧倒的な差になるのは明白ですよね。
本当に少しだけ、ほんのちょっとだけ他の人がやらないことをするだけで簡単に評価は上がります。
質問する、提案する
これは優秀と思われるためのコツみたいなものですね。賢い人は質問をします。
何か指示があった時に、自分の中ですぐに咀嚼して不明点を確認することができるんですね。なのでミスも少ないし認識の食い違いも発生しにくいんですよ。
その他にも日常の中で気づいたことを聞いてきたりとか、自分の考えについて意見を求めてきたりとか、とにかく優秀な人は質問ができます。熱量感じますよね。
何も考えてない人って質問なんて思いつかないですからね。質問をたくさんすることによってやる気を見せることができます。
また、『こんなこと考えてみました』って提案してみるのも大切です。
下っ端の意見なんて通ることはまずないんですけど、それでも提案し続けるんです。自分はしっかり考えていますよ、っていう姿勢を見せ続けることが重要です。
質問する、提案する。この二つは今でも僕が大切にしている仕事観の要です。
あなたはよく頑張っているから、そのまま続ければすぐに周りを追い抜けるよ


色々書きましたがこの章で一番話したかったのはこれです。
この記事に辿りつくくらい一生懸命やっているあなたはすごい。
きっと辛いことがたくさんあって、周りの人がだらだらしている中で自分だけが頑張っていて、苦しい思いをしていると思います。自分もテキトーにやろうかなって思っても結局手を抜けなくて頑張っちゃう。そんな日々に疲れているんじゃないでしょうか。
大丈夫です。
必ず、必ず報われる時が来ますよ。
諦めずに一緒に頑張りましょう
周りをさっさと追い抜いて、価値のある人間になりましょうよ
まとめ|堅実に、コツコツと。でもブラック企業には気をつけて。
まとめです!
厳しい社会生活を乗り越えるには、真面目に堅実に、とにかくコツコツと小石を積み上げていくしかありません。諦めずに小さいことを積み重ねていけば、いつかは山になります。
あなたの努力が山になる時、周りには無数の小石が転がっています。
ほとんどの人は途中で諦めますから。諦めずに頑張りましょう!
でも、最後にお伝えしておきますが、ブラック企業はそんなあなたの努力に漬け込んで、あなたを破壊しようとします。身の危険を感じたり、何かおかしいと思った時は無理せず避難することも重要です。
あなたが最も輝ける場所で、最高の人生が歩めるように頑張っていきましょう!
今日は以上です!
ありがとうございました!
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